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【NFL】“最強の守備選手問題”、ワットがLTに匹敵するために必要な5つのこと

NFL JAPAN 7月18日(月)17時29分配信

 NFL史上最高のディフェンス選手というとLTこと殿堂入りラインバッカー(LB)ローレンス・テイラー氏が真っ先に候補として挙がる。同じく殿堂入りを果たしている元ディフェンスエンド(DE)レジー・ホワイト氏や元LBディック・バトカス氏も浮かぶが、テイラー氏が最も大きなインパクトを残した。そんな中、ヒューストン・テキサンズのDE J.J.・ワットはテイラー氏といい勝負になるかもしれない。

 27歳のワットはすでに4シーズンで2桁サックを記録し、プロ最初の5年間で計74.5サックはホワイト氏の81.0サックに次いで2番目に多く、また2012年以降のクォーターバック(QB)ヒットは200近くを数える。テイラー氏とワットの主な功績は下記の通り。

ローレンス・テイラー(13シーズン):最優秀守備選手3回、オールプロ一軍8回、プロボウル10回、シーズンMVP1回選出、スーパーボウル優勝2回

J.J.・ワット(5シーズン):最優秀守備選手3回、オールプロ一軍4回、プロボウル4回選出

 そこでNFLメディアのウィリー・マクギネスト氏はワットが最強のディフェンス選手になるために必要な事柄を5つ挙げている。

1)健康を維持する
 いたってシンプルなこと。ワットは常にフィールドにいる必要があり、すでに彼は食事やワークアウトの管理をして最適な状態の維持に努めている。それでもケガをすることはある。ワットも例外ではなく、昨季は手の負傷により数試合は保護器具を装着して出場し、プレイオフでは第3Qで脚の付け根を故障してサイドラインに下がった。そして今年3月にはワットがコアマッスルを5カ所も断裂した状態でプレイしていたとの報道が出た。フットボールにケガは付き物。選手としては悪化させることだけは避けたいところであり、ワットは現在のところ欠場なしと上手く対応できている。

2)年齢と共にテクニックを向上させる
 現時点では相手を負かすのに十分なパワーと強さ、若さがある。しかし年齢を重ねるごとに、安定さを保つにはテクニックに頼るしかなくなる。パスラッシャーとしてのワットの活躍はこれまでに見てきたが、ランディフェンスの面での改善が欲しいところ。彼の狙いはQBに集中しているが、ランに対しては2ギャップのポジションで辛抱強いプレイが求められる。

3)シーズンMVPになる
 QBが中心のリーグでディフェンスの選手が同賞に選出されるのは不可能に近い。実際、最後に守備選手がシーズンMVPに輝いたのは1986年。受賞者はテイラー氏だった。ワットは20.5サックを記録した2シーズンのどちらかでMVPとなるべきだったが、1回目の2012年には1シーズンラン獲得ヤード歴代記録樹立にあと9ヤードと迫ったRBエイドリアン・ピーターソン(バイキングス)、2回目の2014年にはTDとINTの比が38:5の好成績をマークしたQBアーロン・ロジャース(パッカーズ)という強者たちに抑えられてしまった。もしワットが元DEマイケル・ストレイハン氏が保持する1シーズンのサック記録(22.5)を破ることができれば、シーズンMVPに選出されるだろう。

4)テキサンズの攻撃陣からサポートを得る
 平均以下のオフェンス陣でありながら、ワットは驚くべき活躍を見せている。2011年以降、3人の指揮官と8人のQBがテキサンズを率いた。しかし今オフ、テキサンズの攻撃陣はついに期待できるQBとRB、そしてWRらを獲得。相手チームはよりパスを投げないといけない状況となり、ワットの存在が強調されることになるだろう。

5)プレイオフで存在感を発揮する
 名ディフェンス選手の多くがスーパーボウル優勝を経験しているということは偶然ではない。しかも彼らはただ大舞台でプレイしただけではなく、インパクトを残すパフォーマンスを見せている。ワットは試合の流れを変えることができるポジションにある。だが、大きな試合でプレイしない限り、歴代の名選手たちと比較することは難しい。ワット在籍中のテキサンズのプレイオフ戦績は2勝3敗でディビジョナル・プレイオフを突破したことがない。チームの成功が選手個人の成功をより引き立たせる。ワットはチームをリーグ制覇に導いてこそ、最強のディフェンダーと考えられる機会を得る。

<NFL>

最終更新:7月18日(月)17時29分

NFL JAPAN

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