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グアムのTHAAD きょう韓国報道陣に公開

聯合ニュース 7月18日(月)13時53分配信

【ソウル聯合ニュース】米領グアムの米軍基地に配備された最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」がきょう18日、韓国の国防部関係者と報道陣に公開される。

 韓米の軍当局はTHAADの韓国の配備先を選定する際、レーダー電磁波の人体への影響や発電機の騒音、環境被害などに対する懸念を解消するために、グアムのTHAAD公開についても協議してきた。米軍は他国の民間人に公開した前例がないとして当初は難色を示していたが、韓国で配備候補地が取りざたされるたびに世論が強く反発するのを見て、韓国側の要求を受け入れることにしたもようだ。

 配備先は慶尚北道星州郡に決まった。韓国国防部関係者と報道陣はグアムのTHAAD運用の実態と、レーダーの電磁波の影響や騒音問題などを客観的に確認する計画だ。

 ただ、グアムではTHAADの周囲3キロ以内に民家が無く、レーダーも海に向いている。レーダーが1.5キロ先の集落など内陸を向くことになる星州郡とは立地条件が異なる。

 弾道ミサイル迎撃の成功率を確認するのも重要な課題だ。米国防総省の担当局長は昨年3月に米上院軍事委員会に対し、THAADの信頼性が思うように向上していないと報告している。

 米陸軍は2013年春、北朝鮮の中距離弾道ミサイル「ムスダン」(北朝鮮名:「火星10」)の脅威に対抗するため、米本土以外では初めてグアムにTHAADを配備した。

 THAADはトラックに搭載される発射台と迎撃ミサイル、航空輸送が可能なレーダーなどからなる。米軍の大型輸送機を使えば米本土から数時間で韓国に持ち込むことができる。

最終更新:7月18日(月)14時14分

聯合ニュース