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【函館記念】「チーム北海道」念願!マイネルミラノ重賞初勝利

東スポWeb 7月18日(月)17時7分配信

 日曜函館11Rで行なわれたサマー2000シリーズ第2戦・GIII函館記念(3歳上オープン、芝2000メートル)は、好スタートからハナに立った3番人気のマイネルミラノ(牡6・相沢)が逃げ切りV。11回目の重賞挑戦で初めてタイトルをものにし、2番人気で8着だった昨年のリベンジを果たした。また、丹内祐次騎手(函館市)、相沢郁調教師(常呂町=現北見市)、担当する荒木健太郎調教助手(釧路市)いずれも北海道出身者で、“地元色”満載の重賞奪取劇となった。

 スタートからダッシュよく飛び出したマイネルミラノと丹内のコンビ。同型と目されたオツウが無理に競り込むこともなく、1角でがっちりと主導権を握った。4ハロン目からペースを落として息を入れると、直線入り口までに楽な手応えのまま徐々に後続との差を広げ、最後も危なげなく押し切った。

 レース後はGIIIでは異例のウイニングランでスタンド前を走り抜けた丹内。「中学(函館市立湯川中学校卒)の時から地元で重賞を勝つのが夢だった。スタートが決まってオツウの北村(友)君が引いてくれたのも良かったし、4角までためるイメージで余力十分に走れた。GIIIだけど勝ったらウイニングランをしようと決めていた。この馬の一番の良さはスピード。本当に助けられた」と満面の笑みをこぼした。同騎手とのコンビで巴賞1着から臨んだ昨年は8着に敗れた。「去年は自分の失敗で負けたけど、リベンジが果たせてよかった」と胸を張った。

 相沢調教師は「オツウが何が何でも(ハナに)行くって聞いていたので気になっていたが、枠が良かったし(5ハロンが)60秒とずいぶん遅いペース。2000メートルは長いと言っていたが(稍重の)馬場や乗り方など条件が重なれば強い」。この後は一旦ビッグレッドファーム静内に放牧に出され、GII札幌記念(8月21日、札幌芝2000メートル)か昨年2着のGIII新潟記念(9月4日、新潟芝外2000メートル)に進む予定。

 携わるスタッフが北海道出身ばかりという「チーム・北海道」が、手塩にかけて育て上げてきた遅咲きの逸材。34戦目にしてようやくタイトルを手にしたが、もちろんこれが終着点ではない。狙うのはサマーシリーズの優勝。そして、その先にある更なる高み。北の大地であげた咆哮(ほうこう)はどこまでも高らかに響き渡る。

最終更新:7月18日(月)17時7分

東スポWeb

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