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美しすぎる人気Airbnbホストに聞いてみた「Airbnb」の魅力

ZUU online 7/18(月) 12:20配信

Airbnbをはじめとする、ホームステイ型の宿泊サービス。急増する観光客の宿泊ニーズを満たすサービスであるために、首都圏と観光地を中心に利用者が増えています。

ホームステイ型の宿泊で、大切な役割を果たすのはホストの方々。自宅の一室や保有する不動産の一室に宿泊客を招いて、旅行中に滞在の場を提供します。AirbnbではWebでホスト登録をして、プロフィールや部屋の写真、物件の所在地などを掲載して、宿泊客を募ります。

Airbnbの人気ホスト、IOさん(仮名、30代)に年間の予約件数や売り上げについて、そしてホストを始めて良かったことや困ったことについて話を聞きました。

■宿泊予約は年間100件を超える! 売り上げは月20万~30万円ほど

IOさんがホスト登録をしたのは、2013年夏のこと。それ以来、沢山のゲストを招いて滞在の場を提供してきました。「当時『Airbnb』 はちまたには浸透していなくて、周りにも知っている人は少なかったのですが、『どんなものかな』と試しにホスト登録をしてみたところ、思いの外、多くの予約が入りました。『これはいけるかな』と思いました」とホストを始めた頃を振り返ります。

IOさんの物件は、JR山手線の駅から徒歩5分ほどの一軒家。ご実家です。ご両親が引っ越すことになり、そのタイミングで実家に戻ることになったそうです。実家は1人用が1室と2人用が2室、計3室が空いていました。

海外旅行を楽しむ経験のなかで、ゲストを迎え入れる「ホストファミリー」に憧れていたIOさんは、たまたまGmail上に表示されたAirbnbの広告を見たそうです。空いている部屋があるし、自分も憧れのホストになれる。

「海外の友人は『Airbnb』を知っていました。それから(ホストは)けっこう儲かるみたいだよ、という話も聞きました。怖かったけれども、やらないよりはいいかな、と登録しました」

こうして、一人暮らしでは実現できなかった、ホストへの一歩を踏み出しました。

ホスト登録をしたのが夏季の休暇シーズンだったこともあり、すぐに予約が入り「すごいな」と思ったそうです。宿泊の実績を聞くと、予約件数として2013年は数カ月だけで40件。2014年、15年はそれぞれおよそ100件。今年は5月11日までで70件超だそうです。実家に住みながらゲストを迎え入れているIOさんは、運用代行業者に依頼することなく、すべてご自身で管理をしています。

「今年は予約のペースが速くて、昨年の件数を超える勢いです。もっとも、これは『最低宿泊数』の設定を変更したから、とも考えられます。昨年までは『3泊以上』でしたが、今年から『2泊以上』に変更しました」。予約件数の増加は、訪日旅行者の急増に加えて、例えば台湾や韓国からのゲストは週末だけの利用が多かったり、または限られた旅行日程の中で東京から地方都市に移動したりするなどの、ゲストのニーズを満たしていることが背景にあります。

Airbnbサイト上でレビューの数が多く、ゲストから好意的な声が多く届いているようです。

売り上げ状況について聞いたところ、「シーズンにより異なりますが」としたうえで、「大体、月20万~30万円くらいでしょうか。自分の家なので、光熱費はかかりますが利益率は良いかと思います。掃除も私たちでやっていますし、賃料を払うプレッシャーも無いので『予約が入ったらいいね』という姿勢です。家に居ながら、家事の延長でホストをしています。約3年経ちますが『やって良かったな』と思っています」。

IOさんは、物件への先行投資も行っています。ホスト登録から1年ほど経った頃にリフォームを施したそうです。「築30年以上は経っていたので、リフォームしたいな、と考えていたのですが、(初年度の売り上げを見て)これならローンを組んで収益から月々の返済ができると思い、リフォームをしました」。その際にリフォーム会社からの提案のもと、消火器を設置したり2階にロープを設置したりと、消防法を考慮した部屋造りを行なっています。

■近隣からの苦情や大きなトラブルは無し。結婚相手は実は……

これまで順調なようですが、困ったことやトラブルはこれまでになかったのでしょうか。

「安全面では、大きなトラブルはないですね。ご近所からの苦情も、今のところはありません」。隣のマンションの管理人から、ゲストの喫煙マナーで注意を受けたことがあるそうですが、ホストとしてゲストに喫煙場所を案内することで対応したそうです。

それではどんな人がホストに向いているのでしょうか。

「海外旅行や海外生活の体験がある方は、向いているのではないかと思います。あとは、例えば洗面所や浴室が、とても汚れることがあります。最初は驚きましたが『こんなものかな』と受け入れて対応しています。毎日、家の中に外国から来た他人がいるわけですから、あまり神経質にならずに、(多様な習慣を持つ)ゲストを迎えることができる人が向いていると思います」。ゲストが滞在する部屋には、内側から施錠ができる鍵を付けています。玄関は、鍵を紛失する人がいると困るのでパスワード型を採用しているそうです。

今ではIOさんのご両親も、保有するアパートの一室をAirbnbに登録しています。一度、ご両親のゲストがトイレの便器を破損したためAirbnbに連絡をしたところ、当事者間で話し合って欲しいということで補償が無かったことがありました。Airbnbに求める改善点として、「(トラブルが起きた時には)積極的に介入して欲しい」と話します。その方が、安心してホストができるそうです。

Airbnbのような家主とゲストを結ぶサービスは登録制になり、利用者の安全を図るために、取引条件の説明などが義務化される見通しです。家主とゲストの双方が、安心して民泊を利用できるように法整備が進んでいます。

ホスト体験の話題の中で「私たち」と話していたIOさん。実は、ゲストとして宿泊したアメリカ人男性と結婚されたそうです。今では旦那さまと一緒に各国からのゲストを迎え入れています。1人で始めたホストから、憧れだった「ホストファミリー」になりました。(提供:民泊投資ジャーナル)

最終更新:7/18(月) 12:20

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