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マカオのホテル価格、7~8月は上昇も9月は客室供給増で再び下落の見通し

マカオ新聞 7月18日(月)14時0分配信

 近年、マカオでは新ホテルのオープンラッシュが続いている。客室供給数が増えたほか、カジノ売上の低迷も長期化する中、客室数の多い大型IR(統合型リゾート)併設ホテルを中心に値下げプロモーションによる積極的な集客策を打ち出すようになり、価格の平準化が進んできた。

 米国に本拠地を置く大手金融機関ウェルズ・ファーゴがこのほど明らかにした調査内容によると、マカオの今年(2016年)7月の平均ホテル客室単価は前月から1.8%、8月は同3%のそれぞれ上昇となる見通しという。

 特に上昇幅が大きいのがマカオのカジノ運営ライセンスを保有する6陣営の一角で、コタイ地区に大型IRギャラクシーマカオなどを展開するギャラクシーエンターテイメント社の施設に入るホテルで、7~8月で前月から12.5%の上昇となる見通し。また、大型IRシティオブドリームズやスタジオシティを展開するメルコクラウンエンターテイメント社の施設に入るホテルでも8.4%の上昇とした。

 一方、9月については7~8月との比較で7%、上半期平均との比較で8%のそれぞれ下落となる見通しという。

 9月に入って再び客室単価が下落するとの予想の背景には、多客期にあたる夏休みシーズンが8月いっぱいまでとなるほか、8月22日にはウィンパレス(客室数約1700室)、9月中旬にはパリジャンマカオ(約3000室)の2つの大型IRの開幕が相次ぐことで、ホテル客室供給数が現状の14%増となる3万6800室にまで急増することが挙げられる。

最終更新:7月18日(月)14時0分

マカオ新聞