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<高校野球>八潮24年ぶり4回戦へ 春日部に快勝、武藤の投打光る/埼玉大会

埼玉新聞 7月18日(月)6時30分配信

 八潮は三回、武藤が走者一掃の適時二塁打を放って3点を先制。投げても武藤が被安打3で無失点に封じた。春日部は5失策と守備が乱れた。

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■投打快調、扉の先へ

 3回戦という重く、分厚い扉を、八潮が24年ぶりにこじ開けた。「みんな(3回戦の)壁を越えるんだという強い気持ちで臨んでいた。ひとつの山を越えた」と磯野主将。大仕事をやってのけた男の顔は勇ましい。

 重くきしむ扉を押し開いた鍵は、左腕武藤の快投だった。ゆったりとしたフォームから球威のある直球で果敢に打者の胸元をえぐる。抜いたカーブで緩急をつけて4奪三振。再三走者を出しながらも本塁を踏ませず、8残塁を記録させた。

 三塁側スタンドをアズキ色に染める春日部の大応援にも「自分への声援だ、と聞いていた」とさらり。184センチのチーム最長身がマウンドで気持ち良さそうに躍動した。

 打順を一つ下げて起用した豊田のバットが、扉を開けるもう一つの鍵となった。七回、無死満塁の好機で甘く入った直球を左中間にはじき返し、走者一掃の三塁打。「完璧な感触だった」と豊田は振り返る。

 1973年の創部で夏の最高成績は4回戦。練習試合で20点、30点取られても、チーム信条の「思い切りのよさ」だけは見失わず、白球を追い続けてきた。主将は「勝ってこそ得られた次のチャンスをものにする」と歴史の歩みを止めるつもりはない。扉の向こう、まだ見ぬ景色を目にする準備はできている。

八潮
0031005|9
0000000|0
春日部
(7回コールド)

■18日の試合

【県営大宮】
▽4回戦
浦和学院―市川越(9時)
昌平―早大本庄(11時30分)
入間向陽―花咲徳栄(14時)

【市営大宮】
▽4回戦
西武文理―武南(9時)
熊谷商―三郷北(11時30分)
西武台―聖望学園(14時)

【上尾市民】
▽4回戦
桶川―滑川総合(10時)
本庄―正智深谷(12時30分)

【市営浦和】
▽3回戦
羽生一―南稜(12時)

最終更新:7月20日(水)4時31分

埼玉新聞

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