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「アース」に40代向け商品 ブランド力強化へ岡山・ストライプ社投入

山陽新聞デジタル 7月18日(月)9時14分配信

 カジュアル衣料製造販売のストライプインターナショナル(岡山市北区幸町)は8月から、20~30代女性を主要ターゲットとする主力ブランド「アースミュージック&エコロジー」に、40代向けの商品群を投入する。ブランドを創設して20年近くたち、当初からのファン層をつなぎ止めながら、ブランド力を一段と強化する。

 新たな商品群は「マーガレットレーベル」として展開する。綿などの天然素材を使い、ナチュラルなブランドイメージを踏襲。立体裁断した生地で仕立てたシャツや、タックが入ったジーンズなど、体のラインを隠すゆとりのあるシルエットのアイテムを充実させる。

 中心価格は既存商品と同等に設定し、Tシャツ2990円、シャツやスカート3990円など。国内のアース273店のうち、来店客の年齢層が比較的高い郊外店を中心に約170店で販売する。

 アースは、同社がセレクトショップからSPA(製造小売り)に業態転換した1999年に初の自社ブランドとして創設した。トレンドを反映したデザインと手ごろな価格で支持を拡大。女優の宮崎あおいさんを起用したテレビCMでも知名度を上げた。年商は約350億円で、グループの売り上げの約3割を占めている。

 アースの商品群では昨年、レースや刺しゅうを多く取り入れて、かわいらしさを強調した10代向けの「ホワイトレーベル」も投入した。ターゲットを10~40代に広げ、新たな顧客層を掘り起こしながら熱心なファンを育てていく。

 石川康晴社長は「幅広い世代のニーズを取り込み、店舗数1千店、売上高1千億円の国民的ブランドに成長させたい」と話している。

 ストライプ社(旧クロスカンパニー)は94年創業。女性カジュアル衣料の「イーハイフンワールドギャラリー」、ファミリー向けの「KOE(コエ)など、グループで23ブランドを展開している。店舗数は国内約1100店、海外は中国を中心に約170店。グループ売上高1103億円(2015年1月期)。資本金1億円。従業員4673人。

最終更新:7月18日(月)12時26分

山陽新聞デジタル