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燃料電池向け樹脂の製造を支える旭硝子の若きリケジョ

ニュースイッチ 7月18日(月)11時50分配信

日高未央さん(29)「材料を通じ社会に貢献したい」

 「材料を通じ社会に貢献したい」と熱意を示すのは、旭硝子の日高未央さん(29)。ラボスケール(実験室規模)で開発した燃料電池向けのフッ素系樹脂を、量産に移行するための製造工程を考案する役割を担う。入社5年目。「抱えている仕事に優先順位をつけ、相手が求めるデータを期限内に用意することにはまだ難しさを感じる」と試行錯誤は続くが、「実力を磨き、将来は製品開発に一から携わりたい」と明確なビジョンを描く。

<身近な素材、より良いものに>

 化学実験を紹介する図鑑を眺めるのが好きな女の子でした。理系への進学を意識したのは高校生の頃。多くの人が使う身近な素材をより良いものにすることが社会貢献につながるのではないかと考え、医療材料に興味を持ったのがきっかけです。

 地元・北九州の高校を卒業後、東京大学教養学部に進学し、工学部マテリアル工学科と同大学院で学びました。当時の研究内容は外部刺激がなく膨潤・収縮する高分子ポリマーなどの応用展開。今の仕事とは直接関係しませんが、他大学の研究室にも足しげく通い、多くの学生と議論を交わしたことで、人や研究に対する“積極性”が培われたと感じています。一人っ子の私にとっては、多くの人と能動的にかかわる貴重な時間でした。

 開発品を量産に落とし込むのはメーカーにとって、製品をお客さまに届けるという意味で重要な作業です。担当する新開発のフッ素系樹脂では、実際に大型設備で製造する際に発生する熱のバラつきを抑え、均質性を担保する必要があります。

息抜きはひたすらガールズトーク

 趣味は旅行。国内外問わず、知らない土地を訪ねるのが好きです。同僚と北欧諸国に行こうかと話しています。最近はホテルのアフタヌーンティーでお茶やケーキを楽しみつつ、ひたすらガールズトークをするのが最高の息抜きです。

最終更新:7月18日(月)11時50分

ニュースイッチ

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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波のほんの数メートル下で、海洋生物学者であり、ナショナルジオグラフィックのエクスプローラーかつ写真家のデビッド・グルーバーは、素晴らしいものを発見しました。海の薄暗い青い光の中で様々な色の蛍光を発する驚くべき新しい海洋生物たちです。彼と一緒に生体蛍光のサメ、タツノオトシゴ、ウミガメ、その他の海洋生物を探し求める旅に出て、この光る生物たちがどのように私たちの脳への新たな理解を明らかにしたのかを探りましょう。[new]