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侍J大学代表のV導いた柳裕也の存在感 米代表監督も賛辞「連れて帰りたい」

Full-Count 7/18(月) 13:15配信

2試合に先発で11回2/3無失点、MVPと最優秀投手賞をW受賞

 対戦成績2勝2敗で迎えた第5戦、4-4の同点で突入した10回のタイブレーク形式で、劇的なサヨナラ勝利を収めた侍ジャパン日本代表。チームを2大会連続18度目の優勝へ導いた横井人輝監督(東海大)は、優勝した最大の要因として、主将を務めた先発・柳裕也(明治大)の存在を上げた。

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 昨年のユニバーシアードに続き、2度目の日本代表入りとなった柳は、第2戦に7回12奪三振無失点と米国代表打線を圧倒。優勝のかかった第5戦でも先発を務め、4回2/3を再び無失点に抑える投球で、チームの勝機をつないだ。最高殊勲選手(MVP)と最優秀投手賞をダブル受賞した右腕は、試合後に「キャプテンに指名して下さった横井監督に感謝したいです」とはにかむように笑った。

 横井監督が柳に期待していたのは、落差のあるカーブを武器とする投球だけではない。昨年のユニバーシアードで得た経験を、初めて代表入りした選手たちに伝え、チームをまとめることだった。「元気ある強い気持ちのチームにしたいと思っていた」という主将の気持ちは、合宿や練習を重ねるうち、しっかりチームメイトに伝わった。マウンドでは圧倒的な投球でチームを引っ張った右腕は、「僕がまとめるというより、みんなが自分たちでやってくれた。チームメイトに助けられ、スタッフの皆さんに支えられながらのキャプテンだった。(MVPは)みんなに取らせていただきました」と、最後まで謙虚さを忘れることはなかった。

米代表監督も賛辞、柳らを「連れて帰りたい」

 第2戦では、得意のカーブを決め球で使うだけではなく、初球から投げてカウントを奪う使い方をし、米国打線を戸惑わせた。相手が「低めを意識していた」と感じた第5戦は、打者の目線を上げるためにカーブを使用。1回こそ1死満塁のピンチを招いたが、2回以降は内野安打と四球で走者を出しただけ。技術に頼るだけではなく頭脳も使った投球で、2試合で合計11回2/3を無失点に抑えた。

 日本代表の投手陣を高く評価する米国代表のホートン監督は「ヤナギ、ササキ(佐々木千隼)、タムラ(田村伊知郎)、サイトウ(齋藤大将)をアメリカに連れて帰りたい」と最大級の褒め言葉を送った。その言葉を聞くと「そういう風に評価をしていただいてうれしいです」と顔をほころばせた。

 プロ野球界からの評価は高く、今年のドラフトでは1位指名が予想される右腕。侍ジャパン大学代表として国際大会で得た自信は、今後大きくステップアップするための原動力になるはずだ。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

最終更新:7/18(月) 13:15

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