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閑院宮、身近に 小田原ゆかり旧宮家、南足柄で遺品展

カナロコ by 神奈川新聞 7月18日(月)11時51分配信

 遺品を通して小田原地方とゆかりの深い旧宮家・閑院宮を紹介する夏季特別展が、南足柄市広町の市郷土資料館で開かれている。

 同館によると、閑院宮は東山天皇の皇子・直仁親王が創立した宮家。伏見宮に次いで古く、春仁(はるひと)王まで7代、278年間続いた。6代・載仁(ことひと)親王は1906(明治39)年、現在の小田原短期大学周辺の丘陵地にあった建物を別邸として購入。関東大震災で崩壊したが、再建築するなどし、載仁親王、春仁王の2代にわたって利用され、載仁親王逝去後は本邸となった。春仁王は皇籍離脱後、小田原市民になったという。

 伊勢原市内に住む男性が調度品などを所有していることを知り、同館が借り受けて遺品展として初めて企画した。閑院宮の御紋が入った銀食器類やオルゴール付き宝石箱、天皇・皇后から賜った酒杯など約100点が展示されている。笠間吉高館長は「閑院宮が小田原に滞在していたことはあまり知られていない。地域ゆかりの宮家を身近な存在として再認識してもらえたら」と話している。

 特別展は8月31日までで開館時間は午前9時から午後4時半まで。入館料は高校生以上が400円、小中学生が200円。休館日は月曜日のほか、7月19、20日と8月12日。問い合わせは同館電話0465(73)4570。

最終更新:7月18日(月)12時3分

カナロコ by 神奈川新聞