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2016年、SEOは「SXO:Search Experience Optimization」へと進化する

Web担当者Forum 7/19(火) 7:06配信

クロスフィニティ株式会社の松野と申します。弊社は、10年にわたりSEOコンサルティングを行ってますが、昨今「SEOが難しくなった」という声をよくお聞きします。

はたして、SEOは「難しくなった」のでしょうか? 私たちは決して難しくなったとは考えておりません。

しかし、環境の変化、つまりGoogleのアルゴリズムの進化によって、SEOが形を変えていることは事実です。

本連載では、日々、猛烈な勢いで変化するSEO領域について、海外の最新サーチ情報、コンテンツマーケティングに関する情報を紹介するとともに、その根底にある「SXO」(Search Experience Optimization:検索体験の最適化)の流れを考察するものです。

今回は、「SXO」に向けた環境変化と、今後のSEOとの向き合い方についてお話できればと思います。

・Googleのアルゴリズムは、つねに進化・変化している
・Googleが目指す未来は、「“サーチエクスペリエンス最適化”=SXO」
・SXOでは、さらに「U・R・A」が重要になる

Googleのアルゴリズムは、つねに進化・変化している

2015年にGoogleは「RankBrain(ランクブレイン)」と呼ばれる、“機械学習をベースとした人工知能システム”を発表しました。RankBrainはもともと、Googleのエンジニアが手作業で構築していた検索アルゴリズムを改善するもので、2015年の発表時点で、Googleの1日における検索結果の15%を処理していたといいます。RankBrainは、「コンテンツ」「リンク」に続く、ランキング要素で3番目に重要な部分となっていると言えるでしょう。

Googleの検索アルゴリズムを改善するものとしては、2013年に発表された「ハミングバード」と呼ばれるものがあります。こちらは、検索クエリの「意図」を理解するアルゴリズムのコアシステムでした。

これに対してRankBrainは、より適切な検索結果を表示するために、過去の閲覧履歴など、さまざまなデータを学習しながら、ある検索クエリに対して、どの検索結果が最適であるかを判断するものだといわれます。つまり、検索クエリと検索結果の関連性、適合性をさらに高める役割であると言えます。特に、過去に一度も出てきていないクエリ、非常にニッチなロングテールクエリなどで、最適な検索結果・Webページを提供する手助けとして設計されています。

「Googleが掲げる10の事実」で表明しているように、Googleは、“全世界のユーザー、全言語での情報へのアクセス提供”を目標としています。実際、現在の検索結果の半分以上は、米国外のユーザーによるものになっています。

こうした状況のもとGoogleは、RankBrainのような機械学習の側面に注力しています。これは「全世界のユーザー、全言語での情報へのアクセス提供」という目標をかなえるのに、「時間とともにコンピュータ学習していく仕組み」が今のところ最適だからだと言えます。

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最終更新:7/19(火) 7:06

Web担当者Forum

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