ここから本文です

防衛局発注に法的な不備 辺野古海上警備

沖縄タイムス 7/19(火) 5:01配信

 名護市辺野古の新基地建設に伴う海上警備業務を巡り、発注者の沖縄防衛局が船員法適用の必要性を認識せず、警備会社に手続きを指示していなかったことが分かった。船員法違反のため夜間の警備は12日から中断に追い込まれているが、防衛局に一因があったことになる。
 船員法は5トン以上の船舶所有者に対し、船員手帳を持つ船員を雇い入れることなどを義務付けている。しかし、防衛局は発注の条件を定める業務特記仕様書などでこのことに触れていなかった。
 警備会社は受注したライジングサンセキュリティーサービス(東京)と子会社のマリンセキュリティー(沖縄市泡瀬)の2社。夜間の警備では休憩中の仮眠などのため5トン以上の警備船を使ってきた。
 沖縄総合事務局から5月に船員法違反の改善を指導され、現在は5トン未満の船で担える日中の警備だけにとどめている。警備員の船員手帳を作り、今後雇い入れ契約を総合事務局に届ければ5トン以上の船の運航と夜間警備を再開できる。
 最初の改善指導から2カ月がたっており、総合事務局船舶船員課は「早急に対応してほしい」と話している。(北部報道部・阿部岳、中部報道部・赤嶺由紀子)

最終更新:7/19(火) 5:01

沖縄タイムス