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【フィリピン】ラグビー比代表も、ハポンズ10周年記念大会

NNA 7月19日(火)8時30分配信

 ラグビーフィリピン代表の関口正行選手やフィリピン代表候補に選出されたジェフリー・オラノ選手を擁するアジアの駐在員ラグビー屈指の強豪「マニラハポンズ」が17日、チーム創設10周年を祝って記念大会を開催した。大会にはメンバーの家族や日本に帰任したOB達が駆け付け、盛り上げた。歴代メンバーから受け継いだラグビーや仲間への愛を大切にしながら、ハポンズはこれからも活動の幅を広げていく。
 
 
 ハポンズには現在、70人近くが登録しており、仕事の都合などで入れ替わりながらも毎週日曜日の午後に20人ほどが練習に参加する。メンバーは主に駐在員のため、常に人を集めなければ、チームの存続は難しい。一時は練習に来るのが2人になったこともあったというが、現在では紅白戦ができるほどの大所帯となっている。それはひとえに設立メンバーを含めた歴代メンバーや現メンバーが常にチームをもり立ててきたからだ。
 昨年12月にマレーシアで開催された、アジア各国の駐在員ラグビーチームが集う「アジアン・ジャパニーズ・ラグビー・カップ(AJRC)」では、ハポンズは3位という好成績を残した。
 10周年記念大会では、ハポンズ内でチームを分け、タッチラグビーとコンタクトラグビーを実施した。
 タッチラグビーとは、ラグビーで用いられるタックルを、より安全なタッチという形に置き換えたスポーツ。老若男女が一緒に楽しめるのが特徴だ。大会でも小学生や60代の選手が屈強な男性に混じって汗を流した。
 コンタクトラグビーでは激しく体をぶつけ合いながら、これぞラグビーといった迫力の試合を行った。
 日本から駆け付けたハポンズ前代表の奥野芳彦さんは、「体力の限界まで体を追い詰めると、頭が空っぽになってストレスも忘れる」と話し、「ハポンズの連帯感はどこにも負けない」とチームへの熱い思いを語った。
 大会では実施しなかったが、タックルやタッチの代わりに、腰に付けたタグを取り合う「タグラグビー」も親しみやすい簡易型ラグビーとして普及している。タグラグビーは未就学児から小学校低学年を対象にしており、日本では2008年に小学校学習指導要綱(体育)に取り上げられて以来、体育の授業として取り入れる学校も増えている。
 タグラグビーの普及にも携わる原木裕さんは、「運動が苦手な子どもでも、練習する内に自然と体の動かし方を覚え、うまくなっていくのがタグラグビー」と話し、より多くの人に競技の魅力を伝えたいと話した。
 ハポンズの願いはほかのラグビー愛好者と同じく、フットボールというスポーツの裾野を広げること。ハポンズの現代表・辻一典さんは、「動機やきっかけは何でもいい。気軽な気持ちでラグビーの魅力に触れてもらいたい」と話した。

最終更新:7月19日(火)8時30分

NNA