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高江に警視庁車両 N1ゲート前 市民ら抗議

琉球新報 7月19日(火)11時35分配信

 【国頭・東】国頭村と東村にまたがる米軍北部訓練場のヘリパッド建設工事に関し18日、警視庁の機動隊車両が北部訓練場付近の県道70号沿いに駐車している姿や、メインゲートから訓練場の中に入る姿が確認された。全国からの機動隊派遣やヘリパッド建設に反対する市民ら約80人がN1地区ゲート前に集まり、抗議の声を上げた。

 午前5時40分ごろ、鉄パイプなどを積んだ工事関係車両35台が北部訓練場のメインゲートから続々と入っていった。資材搬入を防ぐため、市民らはN1地区ゲート前に複数台の車を止めており、その車に市民らがロープを結び付けようとしたところ県警機動隊が止めに入った。市民らは機動隊に「おかしいぞ」「説明しろ」と異議を唱え一時騒然とした。約30分間にわたり市民らと機動隊のもみ合いが続いた。

 N1地区ゲート前では、全国の機動隊員らの警備活動は確認されていない。一方、メインゲート前で機動隊車両の動向を確認していた男性によると、この日は少なくとも練馬、足立、品川、柏ナンバーの機動隊車両がメインゲートから北部訓練場の中に入って行った。このほか、N4地区ゲート前には品川と多摩ナンバーの機動隊車両が駐車されていた。

 全国各地から県内に派遣される機動隊員は約500人とみられているが、米軍北部訓練場の現場に投入される詳しい人員数は明らかになっていない。

 午後には約80人がN1地区ゲート前で「機動隊帰れ」「森を守るぞ」と抗議の声を上げた。抗議行動に参加した垣花勝行さん(67)は、機動隊が全国から来ていることに関し「戦後すぐ銃剣とブルドーザーで土地を奪われた時と同じような強権的なものを感じる」と語った。

琉球新報社

最終更新:7月19日(火)11時35分

琉球新報