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【ドイツ】独経済、第3四半期は再加速か:ブレグジットの影響軽微=連銀月報

NNA 7月19日(火)9時0分配信

 中銀のドイツ連邦銀行は18日発表した月報の中で、国内経済は第2四半期(4~6月)に伸び悩んだものの、第3四半期は勢いを取り戻すとの見通しを明らかにした。英国が欧州連合(EU)離脱を決めたことについては、短期的な影響は限定的との見方を示している。
 ドイツの国内総生産(GDP)は第1四半期に0.7%増と力強く伸びたものの、その後の各種経済指標は振るわず、世界的な景気減速の影響がドイツにも及んだとの見方が出ている。ただ連銀は今回、「不振は一時的要因によるもので、基調としてはなお力強さが続いている」と指摘。労働市場の好調や実質賃金の上昇、財政緩和など国内の押し上げ要因に変わりはなく、「経済生産は第3四半期に大幅に拡大する」と予想した。
 ブレグジットの影響はまだ予測し切れないものの、「今のところ短期的な影響は限られているようだ」としている。
 今回の月報では、ユーロ圏の債務危機対策も取り上げた。今後、新たな危機が生じた場合、当該国とその債権者がより多くのコストを担い、他のユーロ圏諸国の納税者の負担を軽減する必要があると指摘。欧州連合(EU)の恒久的な救済基金「欧州安定メカニズム(ESM)」の権限を拡大し、債務危機に際して債務整理の調整役を担わせるほか、欧州委員会に代わって各国政府にEUの財政ルールを守らせる権限を与えることなどを提案している。[EU規制]

最終更新:7月19日(火)9時0分

NNA