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保存するだけで野菜のビタミンCを増やす冷蔵庫、三菱電機から

ITmedia LifeStyle 7月19日(火)13時58分配信

 三菱電機は7月19日、冷蔵庫「置けるスマート大容量」の新製品8機種を発表した。業界で初めて野菜室にRGB(レッド、グリーン、ブルー)のLEDを搭載。葉物野菜などのビタミンC量を増やすという。三菱電機静岡製作所の鈴木聡所長は、「本来、保存中に減ってしまうビタミンCを、逆に増やすという新発想。まとめ買いの多い家庭のほか、健康志向の強いユーザーにも価値を感じてもらえる新製品だ」と胸を張った。

3日間で野菜のビタミンCを約23%アップ

 同社によると、RGBのうちブルーの光には野菜に光合成を促す“目覚まし効果”があり、レッドは緑黄色野菜が吸収しやすい(光合成が進む)。そしてグリーンには葉の内部へ浸透して光合成を補助する役割があるという。さらに、野菜が日光の“1日のサイクル”に合わせて光合成を行う特性に着目、RGBのLEDを用いて野菜室内に自然界の光のリズムを再現する。具体的には、朝の2時間はRGB全てを点灯、昼間はレッドとグリーンの2色のみ点灯、そして夜間12時間は消灯する仕組みだ。

 「従来の野菜室は、収穫前に蓄えた栄養素を消費する一方で、栄養価が下がる要因になっている。畑の環境を再現し、収穫後も野菜が光合成できる環境を整えた。これにより、光合成の活性化と栄養素の生成を促し、3日間で野菜のビタミンCを約23%アップさせる」(三菱電機静岡製作所冷蔵庫営業統轄部長の飯塚敏之氏)。光合成の促進により、野菜内の糖量アップや緑化の促進といった効果もあるという。

 また、野菜室内に仕切りを設けて密閉度を上げたことにより、野菜の水分蒸散を抑え、鮮度を保持する機能も加えた。乾燥する度合いを44%抑える」(同氏)。従来機から継承した「氷点下ストッカー」や「切れちゃう瞬冷凍」と合わせ、夫婦共働きや子育てに追われる家庭をサポートするという。

 「週末に1週間ぶんの食材を“まとめ買い”した場合でも傷みやすい葉物野菜を最後まで使い切ることができる。保存中に栄養価を上げ、おいしく食べることができる」(同社)

 ラインアップは3シリーズ8機種。最上位の「WXシリーズは6ドアセンター開きタイプで、ドア材にガラスを使用している。ミドルクラスのJXシリーズも6ドアセンター開きタイプだが、ドア材は鋼板となっている。また5ドア片開き(ドア材はガラス)のBシリーズも用意した。

最終更新:7月19日(火)13時58分

ITmedia LifeStyle