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ポケモノミクスに沸く相場、7月後半の懸念材料は?

投信1 7/19(火) 12:15配信

この記事の読みどころ

7月前半の日本株式相場は上昇となりました。日経平均株価は最大で+6.6%上昇しています(6月末比)。

任天堂の株価爆騰に始まった今回の上昇相場は“ポケモノミクス相場”と称されているようですが、参議院選挙後の景気対策、米国の雇用統計、国内の企業決算など複数の材料がポジティブに効いています。

7月後半も材料が目白押しですが、輸出関連企業を中心に非常に厳しいと目されるQ1決算が「悪材料の一旦出尽くし」になるかが焦点です。

7月前半の株式相場の振り返り

6月終盤の歴史的な急落を受けて始まった7月の株式相場は、予想外に大きく動き始める展開となりました。いくつかのイベントを経た結果、相場環境は著しく好転しています。

 日経平均株価は6月の急落前を上回る水準へ回復

7月前半の株式相場は大きな変動を見せました。7月の日経平均株価は、6月24日に起きた英EU離脱ショック後の株価戻りの流れを受けて、月初めから続伸で始まりました。しかし、欧州市場の混乱が収まる様子がないことが明らかになると、再び円高進行が顕著となり株価は下落し始め、7月8日のザラバでは15,000円割れが視野に入りました。

ところが、参議院選挙後、好調な米国雇用統計などもあり再び株式相場は大きく上昇し始め、急落直前の株価を上回るまでに回復しています。

 “ポケモノミクス相場”で投資マインドが一気に好転

特に、参議院選挙後のラリー(相場上昇)を牽引したのが、米国でスマホ向けゲーム「ポケモンGO」が好調な任天堂 <7974> の株価爆騰です。今回の上昇相場が“ポケモノミクス相場”と称されているのも納得できる大活躍でした。

そのポケモノミクス相場で投資マインドが好転したことに加えて、7月15日には代表的な値嵩株であるファーストリテイリング <9983> がストップ高になる予想外の展開を見せました。また、同日に東証に上場したLINE <3938> の人気も株価上昇を下支えしたと言えましょう。

ちなみに、7月15日終値(16,497円)は、6月末の終値(15,575円)との比較で+5.9%上昇、7月8日ザラバ安値(15,106円)との比較では+9.2%上昇となっています。また、7月前半のザラバ高値(16,607円)は、6月末比で+6.6%上昇となっています。

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最終更新:7/19(火) 12:15

投信1

チャート

任天堂7974
29255円、前日比+1030円 - 12/9(金) 15:00

チャート

ファーストリテイリング9983
42590円、前日比+1490円 - 12/9(金) 15:00

チャート

LINE3938
4130円、前日比-5円 - 12/9(金) 15:00