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日経平均「ショック安」でパニックな時ほど冷静にチャンスを探そう

マネーの達人 7月19日(火)5時0分配信

一時的な「ショック安」状態

7月の日経平均株価は6月に続き下落傾向です。英国EU離脱後の余波や円高要因もありますが、一時的なショック安やその後の展開が悪いのは、過去と同じですね。

こういう状況は、株に関心が向きにくいタイミングですが、常にアンテナを立てておくことをお薦めいたします。

株価というのは通常、合理的な価格となっていますが、市況悪化時には非合理的な価格、つまりバーゲン価格となるためです。

「ショック安」は地震と同じようなもの

個人的には「ショック安」は地震と同じようなものだと考えています。

震度が1~2だと、地震が起こっても私生活にほとんど変化がありません。家にいたら地震と気づく程度で、外出していたら起こたことに気づかない可能性もあります。

しかし、震度が5以上になると動揺するでしょうし、その後の余震でもかなり不安になるはずです。大きな地震というのは人生での経験がほとんどないため、不安が大きくなるからです。

それ以外にも、被害は小さな地震に比べて大きくなりますし、私生活に影響が出てくるケースがあります。

■元に戻ろうとするのは「地震からの復興」も「株価」も同じ

英国EU離脱ショックは震度5以上だと判断することができますが、元に戻ろうとするのは地震からの復興と株価も同じです。

地震の場合、事前にそれが起こることはわからないため、起こると踏まえたうえで対策をします。避難用具や被害を最小限のとどめるよう準備したり、避難場所の確認をするはずです。

投資もそれと同じで、日経平均が1,000円以上急落する、大激震が走った時でも被害が最小限となるように事前に売買方針を決めておくこと。それと同時に、どの株がいくらまで下がったら買うかなど、具体的な買いシナリオを準備しておきましょう。

■経験がない状態がパニックを起こす

友人から聞いた話なのですが、鈴鹿で開催されていたF1レースの予選で地震があったそうです。その時の震度は3,4,5か覚えていなのですが、外でも揺れていることがわかりました。

「あ、地震だな」という感じだったそうですが、F1レーサーやチームのスタッフは外国人がほとんどです。

日本人なら「揺れたね~」という程度の認識でしたが、ヨーロッパは地震という観念すらほとんどありません。そのため、地震時は「世界の終わりか、アルマゲドンか」というくらいの大パニックだったそうです。

■一時的な「ショック安」や展開の悪さはチャンスにもなる

日経平均の急落も、地震と同じく初めて経験する人は、資産が急激に減ってしまい、またその状況がしばらく続くため、二度と株をしなくなる人もいます。

しかし、それでも続けていくと、株価も徐々に回復していくことや、急落時こそが最大の買いチャンスだったと気付くようになります。

一時的なショック安やその後の展開が悪い時こそ、有望株を割安で買えるチャンスだと捉えるようにしましょう。

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最終更新:7月19日(火)5時0分

マネーの達人