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【映像】サッカー北朝鮮代表の歴史 1966年W杯 伊代表下す

AP通信 7月19日(火)18時31分配信

 [平壌 北朝鮮 6日(撮影) AP]

 50年前の1966年、北朝鮮が世界を揺るがせた。
 サッカーのワールドカップ・イングランド大会に出場した北朝鮮代表は決勝トーナメント進出を懸けたグループリーグ最終戦で、強豪イタリア代表を1-0で下し、準々決勝に進出。歴史的な番狂わせを起こした。
 
 イタリア代表を下した当時の代表選手数名は2002年、英ミドルズブラのスタジアムへ招待され、大歓声の中ピッチに立った。大勝利の瞬間を思わせる光景だった。

 当時の北朝鮮代表選手22名のうち、ご存命の方は6、7名。
 イタリア戦でウィニングゴールを決めた朴斗翼(パク・ドゥイク)さん(80)は北朝鮮の首都平壌のアパートで元気に比較的快適な生活を送っている。
 朴さんは半世紀前の大勝利について、「50年経った今、当時を振り返ると私はとても若く、非常に強かったイタリアと闘い、破ったのです。その時の喜びは未だに覚えています。イギリスの観客がわれわれのチームを応援してくれたことも鮮明に覚えています。」と当時を振り返った。
 しかし、若い世代には1966年の伝説が薄れつつあるのが現状で、U-14サッカー女子北朝鮮代表のキャプテンKang Un Gyongさんは、かつてイタリア代表を破ったことは知るが、それ以外よく知らないという。
 
 近年北朝鮮はスポーツ分野のレベルを世界水準に上げるための強化が図られており、サッカー男子北朝鮮代表監督に、ノルウェーのヨルン・アンダーセン氏を招聘。アンダーセン氏は現役時代、独アイントラハト・フランクフルトやハンブルガーSVで活躍し、引退後はマインツやカールスルーエの監督を務めた人物だ。
 女子サッカーではU-14北朝鮮代表が、今年5月に中国で行われた「AFC U-14ガールズ地域選手権2016」で優勝し、着実に強化されている。
 
 50年前の伝説が忘れ去られる前に、若い世代の選手たちが新たな伝説を作ることを期待したい。

(日本語翻訳 アフロ)

(C) AP

最終更新:7月19日(火)18時31分

AP通信