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孫正義氏「私は常に7手先まで読んでいる」ARM社買収にかけた確固たる勝算

ログミー 7月19日(火)21時7分配信

2016年7月18日、イギリスの半導体知的所有権会社、アーム・ホールディングス(ARM)との戦略的提携について、ソフトバンクグループ代表取締役社長・孫正義氏が記者会見を行いました。

具体的なシナジーはどのようなものがあるか

記者10:朝日新聞です。先ほど、シナジーは直接的にはあまりこう、わかりにくいということだったんですけれども。

ソフトバンク、Sprint、アリババ、ヤフー、いろいろ事業体を持ってますけれども、直接的には、じゃあ今はARM社の買収は、具体的なシナジーは、孫さんは念頭に入れてるものはないんでしょうか?

孫:わかりにくいと言いましたけれども、でも、実は全部に関わってると思います。具体的に言いますと、今日も朝、先ほどアリババのジャック・マー、彼自身から直接僕に電話がかかってきまして。「ぜひ中国においてはアリババがARMのパートナーになりたい」「ぜひARMパートナーとして中国では検討したいんだ」というような熱心な問いかけがありました。

つまり、ARMはアリババにとってもみても、アリババはすでに中国のなかでスマートコンピューター、スマホ向けのOSとして、アリババは最近急激に提供し始めておりますし、AliCloudを持ってます。Alipayを持ってます。

つまり、AlipayだとかAliCloud、あるいはスマートフォン、これらはすべて、ありとあらゆるものにインターネットが入っていくと。Internet of Thingsということで入っていく。これらがペイメントでもクラウドでも全部関わってくると。

IoTからやってくるビッグデータは、中国ではAliCloudにそのデータが集積させていくということがやってくるかもしれません。これはまだこれからの話し合いということになりますけれども。

同じように、日本でもアメリカでも、ソフトバンクグループはさまざまなクラウドサービス、あるいはインターネットのネットワークサービスを提供してるわけです。ですから、直接的にさまざまなシナジーが我々のグループカンパニーにたくさんあると。

ただ、それを金額で今すぐ、今年すぐ、来年すぐ、金額でどのくらいかと言われると、金額で今すぐ大きな額は示せないけれども。

3年、5年、10年、時が経つにつれて、我々のグループがありとあらゆるかたちでARMをグループにもってたということで、これが我々のグループの中核のなかの中核になっていくことが非常に考えられるということを私は思ってます。

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最終更新:7月19日(火)21時7分

ログミー