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部活と勉強を両立してほしい…夏休みの学習スケジュールを促す声かけとは?

ベネッセ 教育情報サイト 7月19日(火)17時1分配信

夏休みはじっくりと勉強に取り組めるよい機会。だけど夏休みは部活の時間もたっぷりありますよね。暑い中での部活後は、疲れて勉強を始める気持ちにならないお子さまもいるのでは。部活をがんばりながらも効率的に学習を進めるために、保護者からどんなふうに声をかければいいのでしょうか。

計画はしていても実行できないことがある

中学校では、学習内容を自分なりに計画するということの指導もしています。中には計画を立てて、その計画表を提出させている中学校もあります。夏休みの宿題、こなすべき課題などがあれば、「日々コツコツとやるべき」といったことも伝えているはずなのです。

ただし、その言葉をそのまま受け止めて子ども自身が計画をしてしまうと、「1日国語のワークを6ページ」、「1日に歴史の1単元の復習を終わらせる」、といった毎日同じ量での学習予定になりがち。決まった日数の中でノルマをこなすことができればいいわけで、学校側も一人ひとりの生活の波までを反映した指導はなかなか難しいのです。

中学生に保護者から「計画通りに少しずつやりなさいね」という声かけをしても、それは子どもも十分わかっていることかと…。本当に計画通りにできたら誰も苦労しません。大人だってそうですよね。

実行しやすい計画の立て方を教える

学校の基本的な指導をもとに、保護者からは「どんなふうに計画を立てれば実行しやすいのか」ということについてもアドバイスをしていきましょう。夏休みは部活動も盛んになり、とくに運動部では体力的な消耗も激しいもの。そして、部活における体力の消耗は、部活が行われる場所(野外か室内か、両方か)や時間帯、時間の長さなどから、毎日異なります。

つまり、きちんと集中力をもってどれだけの時間を勉強に費やせるかも、その日によって違ってくるのです。このことに配慮しながら、学習スケジュールを組んでいくのが理想的。「たくさんできそうな日にはたくさんやって、無理だなと思う日はほんの少しやればいい」という声かけをしてあげるといいのではないでしょうか。最初から勉強に力を入れるのが難しそうな日、そうではない日、という判断を本人にさせながら、学習計画を組み込んでいく方法に慣れていきたいですね。

また、スケジュールを1日単位で固めるのではなく、数日をまとめて「この何日間でここからここまでを終わらせる」などと考えるのもひとつの方法です。平日5日でまとめるとして、もしどこか1日うまく勉強ができなくとも、残りの4日で取り戻せば問題ありません。ただし、あまり日数をまとめすぎるとこなすべき学習の量も多くなり、できなかった分を取り戻すのが難しくなってしまいます。最初は2日、3日の単位で学習量としても無理なくこなせる余裕のある計画を考えましょう。

その子に合うやり方がきっとみつかる

お子さまの様子を見ていると、保護者も「私ならこうするのに!」「私はこんなふうにやったのに」とやきもきすることがあるかもしれません。ですが、お子さまとご自身が置かれている環境はそれぞれ違います。お子さまとってやりやすい方法はなんだろう?という視点をもって接してみてください。
また他のご家庭の子どもと比べるのは、あまり意味がありません。特に中学生という思春期に入った子どもは、自然と他人との比較に敏感になっています。あくまで参考にする程度にして、押し付けないようにしましょう。

ベネッセ 教育情報サイト

最終更新:7月19日(火)17時1分

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