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政務活動費不正 矢後県議 辞職願提出へ/富山

チューリップテレビ 7/19(火) 9:36配信

 書籍を購入したとして、領収書を偽造し、政務活動費を不正に取得していた矢後肇(やごはじめ)県議が、16日、記者会見を開き、議員を辞職することを表明しました。
 矢後議員は、19日、県議会に辞職願を提出すると見られています。

 「自分がこの席にとどまることがかえって県政発展の妨げになっていると思っていますので」「県議会議員の職を辞させていただきたいと思っています」
 「誠に申し訳ございませんでした」(矢後肇県議)

 16日高岡市での記者会見。
 
矢後議員は、不正を認めた今月13日の会見ですでに辞職の決意は決まっていたと話し、すでに胸に議員バッジはありませんでした。
 矢後議員は、南砺市の書店の印鑑を偽造し、実際には購入していない書籍の領収書を作成。
 2010年から4年半で、およそ460万円を政務活動費として不正に取得したことを認めました。
 16日の会見では、南砺市の書店以外で浮上している疑惑ついて記者から質問が相次ぎました。

 「印鑑を作ったのは1つしかございませんし、領収書に後で何かを付け足したというのはないと思っていますが」(矢後肇県議)

 高岡市の書店で購入した書籍についても、収支報告書では「民族考古学と縄文の首飾り」という専門書が記載されていますが、書店に残された同じ日付けの請求書では、定期購読している週刊誌のタイトルばかりが並んでいます。
 収支報告書に記載された専門書について読んだことあるかと問われると。

「読んだことありますか」(記者)
「自信がありません」(矢後肇県議)
「家にあります?小規模区画整備のすすめ」(記者)
「うーん自信がありません」(矢後肇県議)
「じゃあ買ってないかもしれない」(記者)
「それも含めて弁護士の先生にしっかり調査してもらおうと思っています」(矢後肇県議)

 弁護士によりますと、調査はすみやかに着手するものの調査終了のめどについては答えられないとしています。
 また、矢後議員は警察の捜査には全面的に協力するとしています。
 あらためて、不正に取得した政務活動費の使い道を問われると。

 「私個人は老後にはまったく困らないのかなと思っています。そういう意味では私の老後生活のためではございませんで、政治活動そのものに使いたいと思っておりました」(矢後肇県議)

 会見で何度も矢後議員が繰り返した「県政の発展」という言葉。
 自らが行った不正の前に空しく響きました。
 矢後議員は、19日午前中に代理人を通じて、県議会に辞職願を提出するとみられます。

チューリップテレビ

最終更新:7/19(火) 9:36

チューリップテレビ