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25種類の料理楽しむ 串本で「トルコの朝ごはん」

紀伊民報 7月19日(火)16時47分配信

 和歌山県の串本町地域おこし協力隊主催のイベント「トルコの朝ごはん」が17日、同町サンゴ台の旧ヒルトップホテル和田金で開かれた。25種類のトルコ料理を30人がバイキング形式で食べ、トルコの食文化に触れた。

 トルコと日本の食文化が違うことや、中でも大きく異なる朝ごはんについて知ってもらいたいと、同隊隊員の町総務課、アイシェギュル・アルカンさんが中心となって企画し、町トルコ文化協会(丸石恵子代表)が協力。同隊の隊員や同協会の会員計12人が料理を準備した。

 テーブルにはタマネギ、ピーマン、トマト、卵などを炒めた「メネメン」や、春巻きの皮の中にチーズとパセリを入れて揚げた「シガラボレー」、牛肉100%のソーセージを使った目玉焼き「スジュクル・ユムルタ」など、日本人が普段見ることの少ない料理が並んだ。トルコ人がよく食べるパンの他、トルコ産のチーズ、オリーブ、ジャムなどもあった。ジャムはイチゴ、サクランボ、アンズ、蜂蜜、ブドウの5種。飲み物はチャイ、コーヒー、リンゴジュース、オレンジジュースがあった。

 参加者は、自由に皿に料理を取って食べ、写真を撮る人もいた。アルカンさんに「これは辛くないの」と聞く人もおり、料理や材料の説明を受ける場面もあった。

 これまでも同隊のイベントに参加しているという串本町串本の森本享さん(37)は「異国の朝ごはんがどういうものか、興味があって参加した。スパイシーだったり、塩気があったりといった料理が多かったが、おいしかった」と話した。

 アルカンさんは「みんな、おいしいと喜んでくれ、トルコの食文化を知ってもらえてとてもうれしかった。定員をオーバーして来られなかった人もいるので、秋ごろにまたできたら」と話した。

■トルコの情勢を心配
 アルカンさんら

 トルコでクーデターの動きがあったことに関して、アルカンさんは「悲しいし、驚いた。多くの友達が心配してメールをくれた。トルコにいる家族に電話したところ、都会から離れた場所に住んでいるので無事で、親戚や知人らも大丈夫だったので安心したが、早く元のトルコに戻ってほしい」と不安をのぞかせた。

 丸石代表も「トルコにいる知人・友人の安否は確認できたが、早く平穏に暮らせるようになり、トルコと日本が安全に行き来できるようになってほしい。トルコの人と私たちの友好の心はなんら変わらない」と話した。

最終更新:7月19日(火)17時30分

紀伊民報