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おじいちゃんの「虹色ろうそく」、偶然が重なり拡散 孫娘のつぶやき一役、特許取った町工場の埋もれた逸品

withnews 7月20日(水)7時0分配信

 金沢市にある小さな町工場。そこで生まれた「虹色に燃えるろうそく」が注目を集めています。数年前に商品化され、特許も取っていますが、生産量が少ないこともあって知名度はいまひとつでした。それが、土産物店に置かれていた商品を見た人が画像をツイッターに投稿すると、制作者の孫娘のタイムラインに偶然流れてきて「これ私の祖父なんです」とつぶやき、元のツイートは拡散を続けています。経緯を聞きました。

【動画】「虹色ろうそく」が燃える様子。特許をとった「燃焼制御リング」、結婚式で炎上した失敗作の画像も

きっかけはツイッター

 18日、ツイッターに投稿された虹色に燃える炎の画像。「特許もとっているけど、宣伝費がなくてあんまり宣伝できないんだとか」との文言が添えられています。このつぶやきに対するリツイートは2万6千を超え、ツイッターのまとめページも立ち上がっています。

 この投稿を19日朝、制作者の孫で大学生の松平美鈴さん(20)が発見。友人がリツイートしたのが偶然タイムラインに流れてきたそうで、すぐにこうつぶやきました。

 「突然のリプすみません! たまたま回ってきたのですが、これ私の祖父なんです たくさんリツイートもされていて驚きました…!! 目に留めてくださってありがとうございます」

 美鈴さんはその後も、どこで買えるのかといった問い合わせに対して「金沢市の忍者寺近くで、不定期だけども土、日に実演販売してる」と答えたり、「まだまだ開発段階のとき、叔父さんの結婚式で使って火事になりかけたのが懐かしい」と開発秘話を披露したり。

 「このチャンスを生かしたいけど どうすればたくさんの人に見てもらえるんだろうね」とつぶやきながら、祖父のつくった商品を必死にPRしています。

結婚式で炎上した過去も

 話題になっているこの商品の名前は「レインボーキャンドル」。制作者は、金沢市で鉄工所を営む松平寛夫さん(80)です。

 きっかけは今から15年ほど前。科学を楽しく学ぶセミナーで、炎色反応を起こして1本ずつ炎の色が違うろうそくをつくったことでした。

 その後、銅やリチウムなどを使って緑、赤、紫、黄の単色のものを試作。2003年には自分の息子の結婚式で、ハート型にかたどったオブジェに、色とりどりの炎のキャンドルを並べましたが、燃料となる液体があふれてオブジェが燃え、大騒ぎになりました。

 燃料を固形化し、商品化に向けて試行錯誤しましたが、暗い色があったり、炎の大きさが一定でなかったりと難航。そんなとき、工場の隅に捨ててあった使えない芯を拾い上げ、4色すべて一緒に固めて火をともしてみたら、虹色に見える炎がともったそうです。

 松平さんは「たくさんの失敗の中から偶然に出来上がった、世界でひとつしかない幻想的なキャンドルなんです」と話します。

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最終更新:7月20日(水)8時7分

withnews

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