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<南シナ海>漁業関係者、太平島に向け出港 領有権主張へ/台湾

中央社フォーカス台湾 7月20日(水)15時52分配信

(屏東 20日 中央社)南シナ海南沙(スプラトリー)諸島太平島で同島の領有権が中華民国(台湾)にあることを国内外にアピールするとして、屏東県の漁業関係者らが20日午前、同県新園郷塩埔漁港を出発した。

同島をめぐっては今月12日、常設仲裁裁判所(オランダ・ハーグ)が「岩」だと認定。台湾では各界から反発の声が上がっている。

発起人の鄭春忠さんは出発前に記者会見を開き、「先祖からの財産を保護し、主権を守る」として決意を表明。中華民国国旗が翻る5隻の漁船に約20人が乗り込んだ。

関係者は、南シナ海問題をめぐる蔡英文政権の対応を批判。今回の行動を通して主権問題に対する全国人民の関心を集めたいと語った。

漁港には今年4月に沖ノ鳥(日本名:沖ノ鳥島)近海で日本の海上保安庁に拿捕された漁船の船長や、野党・国民党関係者、民国党の支持者も応援に駆けつけた。

漁船にはパパイヤやパイナップル、インスタントラーメンなどの食料品が積まれ、太平島で警備に当たる公務員らに手渡される予定。約2週間後に台湾へ戻るとしている。

(郭シセン/編集:齊藤啓介)

最終更新:7月20日(水)15時52分

中央社フォーカス台湾