ここから本文です

宴会でデュエット強要、性的言葉でからかい・・・沖縄女性の3人に1人がセクハラ被害

沖縄タイムス 7月20日(水)10時28分配信

 職場や学校、地域などでセクシュアル・ハラスメント被害を受けた経験があると答えたのは女性33・6%、男性9・5%で、女性は3人に1人に上ることが沖縄県の2015年度男女共同参画社会づくりに関する県民意識調査で分かった。一方、社会全体で「男女の地位が平等」と感じているのは、前回10年度調査から1・6ポイント減の14・4%と全国(12年度)を10・2ポイント下回る結果となり、沖縄は全国より平等感が低く、改善があまりみられない実態が浮かんだ。
 調査は16年度中に予定している第5次県男女共同参画計画の策定を前に、県が20歳以上の男女を対象に昨年9月から10月にかけて実施した。7千件配布し、2878件(41・1%)の回答があった。
 セクハラに関する質問は今回新設。女性の被害は「性的な言葉によるからかい」が18・7%で最も多く、「食事などへのしつこい誘い、宴会でのお酌やデュエットなどの強要」が14・8%、不必要に体にさわるなど「性的な行動」が9・6%だった。
 性別役割分業意識に基づく差別や嫌がらせなどジェンダー・ハラスメント被害では「お茶くみ、後片付け、私用などを強制される」が17・4%。続く「結婚、離婚、恋人、妊娠、子どもの有無などについてあれこれ言う」(13・9%)は、男性の被害も5・1%と相対的に多かった。
 ただ、被害を「誰かに相談した」と答えたのは女性21・1%、男性6・1%と少数で「相談するほどのことではない」が男女とも約6割を占めた。女性は「我慢すれば何とかなる」「相談すると会社に居づらくなる」との理由もそれぞれ1割前後あった。
 男性の家事・育児・介護参加の進み具合を尋ねると、家事と子育てについてはそれぞれ約8割が「そう思う」「どちらかといえばそう思う」と答えたが、介護は45・8%にとどまった。高齢者の介護支援の考え方については「家族だけでは負担がかかるので、社会が積極的に支援」が前々回2000年度調査と比べ6・9ポイント増の50・9%で最も多く、男性(44・1%)より女性(56%)が高かった。

最終更新:7月20日(水)12時49分

沖縄タイムス