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CROSS GENE 改めて自分たちらしらを提示するアルバム『YING YANG』/インタビュー2

エキサイトミュージック 7月20日(水)11時45分配信

 
■CROSS GENE/New Album『YING YANG』インタビュー(2/3)

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「この曲はCROSS GENEの曲だ。一番CROSS GENEらしい曲だ」って

――そうだったんですね。こちらとしては日本語が通じるタクヤさんを頼りにしていました(笑)。続いて新曲のお話もお聞きしたいのですが、タイトル曲の「YING YANG(インヤン)」は、オリエンタルな雰囲気が漂う楽曲で、歌詞も影のある切なさがあり、独特な魅力があるなと思いました。皆さんがこの曲を最初に聴いたときの印象を教えてください。

ヨンソク:僕は「えっ! 何これ?」でした(笑)。

タクヤ:そうだね。変わった曲だからね。

ヨンソク:トロピカルハウスというジャンルの曲で、そういうのはいままでやったことがなかったし、「難しいな」って。

タクヤ:それに、最初にデモをもらったときは、歌が女性の声で入ってたんですよ。曲調も独特な雰囲気があったし、僕も最初はヨンソクみたいな反応でした。初めて聴くスタイルの曲だなって。

――サビもどこにあるのかわからないような、不思議な曲ですものね。

ヨンソク:でも、レコーディングが終わって聴いてみると、「この曲はCROSS GENEの曲だ。一番CROSS GENEらしい曲だ」って思いました。日本語の歌詞ですけど、韓国語や中国語も入ってますし。

シン:作曲家さんがCROSS GENEをイメージしながら書いてくれた曲なので、僕たちのオリエンタルな感じにぴったりな曲になってますよね。

――歌詞はいわゆる状況をそのまま綴ったものではなく、心情を月だったり、光だったりイメージに置き換えて綴ったものですね。人によっても解釈が変わりそうですし、わかりやすい内容ではないですよね。

タクヤ:日本人でも理解するのが難しい(苦笑)。

シン:翻訳された歌詞を見てもよくわからなかったです(苦笑)。最近はみんな日本語がわかってるから、ひらがなで書いてあれば、「大体こんな感じだな」っていうのは理解できるんですけど、今回は「ヤバイ」って思って。タクヤに「これはなに? こっちはなに?」って一つずつ聞いて。

タクヤ:でも、僕がそれを韓国語で表現できなくて。出て来る単語一つひとつが日常会話ではあまり使わないような言葉を使ってるから時間がかかりましたね。

――それをどうやって解釈していったんですか?

ヨンソク:勉強!

シン:努力!

キャスパー:レッスン アンド レッスン アゲイン!

一同:あははは(笑)。

――ラップはさらに難しそうですよね。

サンミン:ラインもフロウも難しかったですよ。国ごとにラップのスタイルだったり、流行があるので、日本のヒップホップを研究しました。

キャスパー:日本語に他の言葉が混ざっていたりもしましたし。それから、日本人特有の雰囲気だったり、フィーリングを表現するのが難しかったです。

――練習はどのように?

キャスパー:ディレクターさんが日本語と英語を話す方なので、一緒にレコーディングして、話して、練習して、またレコーディングするっていう感じです。


英語かと思ってたら、韓国語だった

――印象に残った歌詞はありましたか?

セヨン:<ZIP ZAP>?

ヨンソク:これ、英語かと思ってたら、韓国語だったんです。

――どういう意味なんですか?

シン:“執着”です。最初は僕もわからなくて、「これは何のことなんだ?」って。“ジップ ザブ”“ヂィップ ザップ”“ジッズ ザプ”“ディップ ダブ”とかいろいろやってみたんですけど、そうしてたらディレクターさんが途中で「これ、韓国語だよ」って言って。「えっ? これが韓国語なんですか?」って聞き返したら、「韓国語を英語っぽく、歌詞っぽく変えて“ZIP ZAP”になったんだよ」って言われて。

ヨンソク:英語じゃなくて、“チプチャク”。

セヨン:これは本当に印象に残ってます。レコーディングするときはいっぱい聴きました。

シン:他のパートは全部スムーズに歌えたのに、ここで止まって30分くらいかかりましたよ! ここまでは「シンくん、今日はすごくイケてるね!」って言われて、いい感じで歌って早く終わりそうだったのに、ここだけ録り直しがあって「何だこれは!」って。

――韓国人なのに、日本語じゃなくて、韓国語のところで詰まるという(笑)。

シン:ホントですよ!


もう一度CROSS GENEらしさをみなさんに見せたい

――(笑)。では、この曲をこのアルバムのタイトル曲に選んだ理由を教えてください。

シン:今作はやっぱり1stアルバムなので、もう一度CROSS GENEらしさをみなさんに見せたいっていう思いがあったんですね。「La‐Di Da‐Di」(韓国でのデビュー活動曲)もそうだったんですけど、僕たちは3ヶ国のメンバーが集まってスタートしたグループだったので、アルバムでは改めて「こういうグループですよ」っていうアピールをしたかったんです。そういう僕たちの思いを感じてくれた作曲家さんが、CROSS GENEを思いながら書いてくれたのが「YING YANG」だったので、オリエンタルな味をもう一回みせようってことでこれをタイトル曲に選びました。

――ミュージック・ビデオも撮影されていますよね。

セヨン:撮影が始まる前にみんなでフリースタイルでダンスを踊ったんですけど、そのときのサンミンが本当にカッコよくて。ジャズとかバレエとかヒップホップとか、いろんな要素が入ったダンスを踊っていて、「サンミン、こんなにできるんだ、ヤバイな」って思ってました。ずっと見てしまいました。

サンミン:(笑)。

タクヤ:あと、今回はメイクがすごく濃かったです。

キャスパー:アイラインが!

ヨンソク:顔の半分ずつで違うメイクをしたりしたんです。

タクヤ:陰と陽をイメージしたミュージック・ビデオだったので、陰のときはがっつり強いメイクをしたり、陽のときはやわらかい感じのナチュラルに近いメイクにしたりしました。

シン:それから、ラストシーンは韓国の河辺で撮ったんですけど、朝にやったんですね。そしたら、そこには朝の山の風景とか、鳥が飛んでる姿とかを撮るために、そういう専門のカメラマンさんたちがたくさん集まっていて。その人たちの隣で僕らが撮影を始めたら、僕たちの方に急にカメラが向いて、たくさん撮られました(笑)。

――鳥よりもみなさんの方がめずらしい光景ですものね(笑)。タイトルの「YING YANG(インヤン)」には、“陰と陽”という意味があるそうですが、CROSS GENEというグループの“陰と陽”というと?

シン:朝起きたら陰で、夜になったら陽です。

タクヤ:朝弱いよね、俺ら。

――みんな弱いんですか?(笑)。

タクヤ:ヨンソクくらい。

ヨンソク:僕はめっちゃ元気です。

シン:CROSS GENEの陽の部分はたくさんあるんですよね。みんなで一緒に遊ぶことも多くて、ボーリングに行ったり、ビリヤードやったり、カラオケ行ったり、ご飯食べに行ったりもよくするし。だから、陰なところはホントに朝くらいかな? 起きたばかりでスケジュールがあったらしゃべらないから、そういうときの車の空気は陰だと思うんですけど(笑)、昼ごはんを食べてからのCROSS GENEは陽です。

最終更新:7月21日(木)11時30分

エキサイトミュージック