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芥川賞・村田沙耶香さん「コンビニのバイト続けたい」

東スポWeb 7月20日(水)16時42分配信

 第155回芥川賞、直木賞(日本文学振興会主催)の選考が19日、東京・築地の料亭「新喜楽」で行われ、芥川賞に村田沙耶香さん(36)の「コンビニ人間」(文学界6月号)、直木賞に荻原浩さん(60)の「海の見える理髪店」(集英社)がそれぞれ選ばれた。

 村田さんは「編集さんといつも通りおしゃべりしながら(連絡を)待っていたので突然、受賞の電話がかかってきて夢の中のようでふわふわしている。とてもうれしい」と喜んだ。

 コンビニでバイトしながら執筆するのが村田さんのスタイル。選考当日も午前8時から午後1時までシフトに入っていた。「今日は忙しかったので普段通り頑張って働いた」とソワソワする暇もなかった。今後もバイトを続けるか聞かれ「店長に相談します。可能なら(続けたい)」とニッコリ。コンビニ名は「“店長ストップ”で明かせない」とユーモアたっぷりに答えた。

 村田さんは2009年に「ギンイロノウタ」で野間文芸新人賞、13年に「しろいろの街の、その骨の体温の」で新鋭を対象とする三島由紀夫賞を受賞。今回、初ノミネートで芥川賞を受賞し「新人賞」の3冠王に輝いた。

 一方、直木賞を受賞した荻原さんはデビューから20年の間に4度も直木賞候補に挙がり今回5度目で悲願の受賞となった。「(作家としての)寿命をまた延ばしてもらったかなとイヤらしく考えています」と照れ隠し。

 コピーライター出身とあって、受賞の感想を“キャッチコピー”で求められると「『明日もまた書こう』。それしかないと思う」と力を込めた。家庭菜園が趣味。キュウリが取れすぎて困っている一方、「スイカが全く実がならない。詳しい方がいたら教えて」と笑わせた。野菜同様、小説が実りの季節を迎えた。

最終更新:7月20日(水)16時42分

東スポWeb

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。