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巨人 ベテラントリオ大活躍の“想定外”

東スポWeb 7月20日(水)16時43分配信

 巨人が19日の阪神戦(甲子園)に6―1で勝ち、3連勝。久々の貯金生活に復帰した。前日V打の阿部に続き、この日は先発・内海が7回を4安打1失点で5勝目をマーク。村田も3回に貴重な2点二塁打を放つなど、ベテラントリオが大活躍だ。一方の阪神はドラフト2位ルーキーの坂本誠志郎(22)にプロ初出場初先発マスクをかぶらせたことが物議を醸すことになってしまった。

 若い橋本到の2安打4打点の活躍もさることながら、またもベテラン陣の存在感が光った試合だった。先発の内海は6者連続三振を含む11Kで完全復活をアピール。好調の村田は3回にリードを4点に広げる2点二塁打を放ち、安定した守備でも勝利に貢献した。

 今季の内海は不振で開幕ローテを外れ、ようやく初勝利を挙げたのは6月1日のオリックス戦だった。だが、その後は白星を積み重ね、気がつけば5勝。由伸監督も「内海は7回まできちっと投げてくれた。今回も内容はよかったと思う」と持ち上げたように、高木、今村ら若手に代わって今やローテの軸となっている。

 村田も9回に二塁手の山本と激しく交錯しながらプレーを続けるなど、気迫満点だ。こちらも「打つ、守る、走ると全てに気持ちが出ていた」と指揮官の評価は上々。7月に入って4本塁打と好調で、阿部との5、6番コンビが試合を決定付ける場面が目立っている。

 首位広島が負けないため10差は縮まらないが、貯金1の2位で、3位DeNAとは2.5差。好位置に付けているのはベテラン3人の力による部分が大きい。ただ、この状況は球団サイドにとっては“想定外”の事態。今季は岡本、重信、高木、今村ら若手への世代交代が進むことを期待していた一方、昨季の成績から内海、村田、阿部のベテラン陣が揃って復活する可能性は低いと見ていたからだ。

 内海、村田は今季がそれぞれ4年16億円、3年10億円の複数年契約最終年。阿部はオフに大幅減を受け入れたが、依然3億2600万円(金額はすべて推定)を手にする高給取りだ。開幕時、球団内では「3人とも昨季並みの成績であれば、オフは大減俸確実。上層部はコストカットで浮いた数億円の資金を補強に回すことを考えている」とささやかれていた。だが、関係者によると「事情は変わった。今は、あの3人から派手には削りづらい空気になってきた」という。

 数億円単位の補強資金が“期待薄”となると、今後の補強方針を練り直す必要に迫られる。それでなくても前球団最高顧問で読売新聞グループ本社代表取締役主筆の渡辺恒雄氏から、フロントの補強姿勢を批判されたばかり。今オフは大型補強に動かなければならない状況となる可能性も高い。

 それでもチームが下位に低迷するよりはマシと考えるほかないが…。チームをけん引するベテラン陣の活躍は、球団にとって頼もしくも悩ましい問題でもあるようだ。

最終更新:7月20日(水)16時43分

東スポWeb

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