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日本文学振興会の広告「人生に、文学を。」が「アニメを馬鹿にしているのでは」と物議 意図を聞いた

ねとらぼ 7月20日(水)19時31分配信

 日本文学振興会による広告「人生に、文学を」に批判が寄せられています。「文学を知らなければ、どうやって人生を想像するのだ(アニメか?)」という一文に、「まるでアニメには人生を想像する物が何も無いみたいな書き方」「アニメだって素晴らしい芸術でしょう」などの声がネットユーザーから上がっています。

【物議を醸した「人生に、文学を」】

 “(アニメか?)”の部分に対して、「これ入れなきゃいけなかったのだろうか」「アニメか? の一言で全てを台無しにしている」など、必要がないのではというの意見が多く見られます。

 日本文学振興会にこの文章の意図について問い合わせたところ、アニメを差別、蔑視(べっし)する意図はまったくなく、それが目的ではないとのこと。「アニメが人生を想像する手立てになり得ないとは誰も思っていない」として、アニメだけでなく、別の長所や特徴を持つ小説もその手立てとしてあるということを伝えたかったとしています。

 なぜ“アニメ”を引き合いに出したかについては、いまアニメが非常に強い影響力を持っており、「面白いアニメがあるのだから、文字で表現された小説にいかない」という傾向があると感じているからだと説明。また、「アニメか?」という言い方については、「アニメだけでいいのでしょうか?」ということで、コピーライティング上この表現になったということでした。

 物議を醸していることについては、このように目立とうという奇手ではなかったとコメント。内容に差別や侮辱を感じてしまった方には、「決して、アニメを侮蔑するためにこの一文を入れたわけではないということをいま一所懸命説明しています」と話しました。

最終更新:7月20日(水)19時31分

ねとらぼ