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芥川賞作品、発売前に重版決定 ネット書店引き合い強く10万部

オリコン 7月20日(水)17時36分配信

 文藝春秋は20日、芥川賞を受賞した村田沙耶香氏『コンビニ人間』(7月27日発売)の発売前重版を決定し、累計発行部数が10万部となることを発表した。同社によると、初版6万部としていたが「身近な存在であるコンビニを舞台とした小説という話題性から、全国の書店をはじめ、インターネット書店各社からの引き合いが多いため、2刷4万部の重版を決定しました」としている。

【画像】そのほかの芥川賞・直木賞候補者一覧

 村田氏は1979年千葉県生まれ。2003年『授乳』で第46回群像新人文学賞優秀作を受賞してデビュー。08年『ギンイロノウタ』で第31回野間文芸新人賞受賞、12年『しろいろの街の、その骨の体温の』で第26回三島由紀夫賞を受賞した。また、その独特な感性が同業者の間でも評判を呼び、仲の良い小説家の朝井リョウ氏、加藤千恵氏、中村文則氏、西加奈子氏らからは「クレイジー沙耶香」の愛称(?)で親しまれている。

 受賞後の会見では、コンビニでのバイトについて話題が及ぶと「コンビニという場所は、小さい頃から不器用だった自分が初めて何かをまともに出来たところで、聖域です」と力説。受賞当日のきょうも通常通り、バイトをしてきたといい「きょうは忙しい日でした。今後も、可能であれば続けたいのですが、店長と相談したいと思います。コンビニ名は店長ストップがかかっているので、言えません…」と笑顔で明かしていた。

 物語の舞台はコンビニエンスストア。世間の常識からずれ、社会に居場所がない36歳未婚の主人公・古倉恵子がコンビニという居場所を見つけ、普通の人間として生きていく姿を描く。

最終更新:7月20日(水)18時8分

オリコン

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。