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Tesla Motorsの自動運転車で2度目の事故。ただし今回は自動運転「オフ」

ギズモード・ジャパン 7月20日(水)11時50分配信

オンにしていれば大丈夫だった?

7月1日、米国ペンシルバニア州の高速道路を走行中のTesla Motors・Model Xが事故を起こしていたことがわかりました。Teslaの自動運転車に関しては今年5月、フロリダ州で自動運転機能をオンにしていたModel Sがトラックと衝突する事故を起こし、乗っていたドライバーが亡くなりました。ただ今回のペンシルバニア州での事故では、自動運転機能はオフになっていたようです。

その事故直後、運転していたAlbert Scaglioneさんは自動運転がオンだったと主張していたんですが、Model Xのシステムに残っていたログを確認したところ、やっぱりオフになっていたことがわかったそうです。テスラのイーロン・マスクCEO自らがこうツイートしています。

“ 搭載されたビークル・ログが、ペンシルバニアの事故ではオートパイロットがオフだったことを示している。それに、もしオンだったら事故は起こらなかったはずだ ”

オートパイロットがオフの状態で起きた事故だったなら、フロリダ州の事故の場合と違って、自動運転では避けきれない危険に遭遇したというわけではなさそうです。Jalopnikによれば、ペンシルバニア州警察はドライバーが無謀運転をしていたと言っていますが、それが事故原因であるとは断定していないようです。

またマスク氏のツイートの後半の「もしオンだったら事故は起こらなかった」を言い切るには、Japlonikはもっとデータが必要だとしています。フロリダの事故にあたって、テスラは「米国では走行9400万マイル(約1.5億km)ごとに1回死亡事故が起きているが、(テスラ車で)オートパイロットを有効にした場合は、1億3000万マイル(約2.1億km)で初めて死亡事故が報告された」と表明し、自動運転機能による安全性向上を強調していました。

今回のペンシルバニアの事故ではドライバーも同乗者も命に別状はなかったし、そもそも自動運転がオフだったので、この統計には影響しないはずです。とはいえ、今のテスラのオートパイロットが本当にオートパイロットなしの運転より安全性が高いのかどうか、これからまたフロリダの事故のようなことは起こらないのか。引き続き見守っていきたいです。

source: Bloomberg、Jalopnik、Twitter、Tesla

最終更新:7月20日(水)11時50分

ギズモード・ジャパン