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アーティストとしての深い葛藤の末に出来上がった新曲「黒い猫の歌」

ニッポン放送「しゃベル」 7月20日(水)10時1分配信

7月12日(火)に放送された「back number のオールナイトニッポン」。この日は新曲「黒い猫の歌」を解禁初オンエア。清水依与吏はこの曲に関して、次のように語った。

10年後に再び観た時、改めて歌詞の意味について考えるようなものにしたかった

この映画『ルドルフとイッパイアッテナ』の原作は児童文学として広く愛されている図書室に置いてあるいわば名作です。監督湯山邦彦さんからは、曲調については作る上での邪魔になってはいけないので特に指定などはしませんと言っていただきました。とにかく風が吹いているものにしたいと思った。旅立っていく背中を押せなくても、手を添えられるようなものにしたかったんです。観た人が10年後、20年後にこの映画をまた観た時に「ここの歌詞はこうなっていたんだ」と大人になって新たな発見をして、当時と繋がれるようになってほしいという理想も含めて作りました。

「黒い猫の歌」というタイトル

黒い猫「ルドルフ」が主人公の主題歌ということもあるのですが、書き上がった時に、これは「黒い猫の歌」というタイトルにしようと思った。
なぜかと言うと猫って旅する動物の代名詞みたいなところあるじゃないですか。
自分でいろいろ切り開いて行って、食べるものを獲得して力強く生きているというイメージがある。しかも黒い猫というのは迷信で不吉がられたりもするんだけど、黒い猫として生まれてきたことをどうにか認めなくてはいけないということがあるでしょ。

葛藤して苦しんでいる人に風を吹かせられる曲を書きたかった

アーティストとかバンドマンとか、いや、どんな仕事をしている人でもこの葛藤ってあるのだと思う。本当にこれは自分がやらなくてはならない仕事なのか、とか、いや、誰でもいいんじゃないかとか、そんな風に陥ることがあります。
葛藤が最終的に自分を受け入れている人でも、その葛藤の始め…「オレどこにいるんだよ」「本当のオレってなんだよ」「言われてやっているだけじゃねえ」みたいなことを思い始めて、これから葛藤していく人にも全員に、それぞれ別の角度からかもしれないけど、風を吹かせられる曲、歌詞を書きたいなと思たんです。そしてその通りのものが書けたので自信持っていいのだなと今は思えています。

ジャケットについて

ジャケットの写真、また僕が撮影しました。「手紙」とか「ヒロイン」でも撮っていますが、今回もペンタックスで録りました。場所はどことは言いませんが、ストレイテナーのワンマンを見に恵比寿のリキッド・ルームに行ったんですけどその時撮りました(笑)。あの辺でガシャガシャ撮りました(笑)。

ニッポン放送

最終更新:7月20日(水)10時1分

ニッポン放送「しゃベル」