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宅地建物取引士(宅建)は3か月頑張れば取得できる国家資格 ゼロからチャレンジする方へアドバイス

マネーの達人 7/20(水) 5:18配信

今年も梅雨と一緒にこの季節がやってきた  某国家試験のやれやれな事情

都内の小さな大学で会計科目を教えて丸3年。梅雨入りくらいから起こる、学生からの宅地建物取引士(以下、宅建)の相談。

宅建は言わずと知れた不動産に関係する資格。社会でどんなことに役立つかは、私が書くまでもありません。

そして受験生は毎年なんと20万人以上! 20万人以上の人たちが日本のどこかで同じ日にち・同じ時間に同じ問題を解くのです。(ギネス登録してあったりして(笑))

さて、何がやれやれなのか。

それは、この試験を甘く見ている人が多いこと多いこと。

先輩が独学で受かった、ネットに3週間で受かった人の話が載っていたなど。そりゃ約3万人の合格者がいれば、そんな人もいるでしょう。ただ、合格率15%~18%の国家試験。言うほど甘くないです。

マネーの達人の読者であれば、この資格を持っている方、チャレンジしたことある方、前から興味があるという方がいらっしゃるかと思います。

あまりダメ出しだけですと芸がないので、予備校のパンフレットっぽくない感じで宅建について話したいと思います。

ちなみに、私は試験主催者でも予備校の回し者でもないので、好き勝手に書きますが、あくまで個人の見解です。

試験の特徴

(1) 1発合格をしたい社会人の勉強期間は、最短でも3か月弱。

(2) 合格率15%~18%と、受験生の全体的な本気度を勘案すると、「準」難関のイメージ。体感的には、予備校のカリキュラム通りに勉強すれば1発合格できるレベル。

(3) 計算問題がほとんどないので、向き・不向きが少ない。

(4) 試験は年1回しかないため、まじめにやらないと来年が待っている。

この辺の話を総合すると、宅建は、勉強が得意ではない方でも、3か月頑張れば合格できる国家資格といえます。受験資格もない上に短期決戦という点では、チャレンジしたい人が多いのも頷けます。

合格するには?

もし7月中旬の今より、ゼロからチャレンジする社会人の方にアドバイスするとしたら、こんな感じになります。

■(1) スクーリングや通信のいずれかで、実績のある予備校を利用すること

独学でもいけるなんて甘い考えは捨てた方がいいです。受講料をケチった分だけ来年もチャレンジする可能性が高くなります。

■(2) 平日型や土日集中型ではなく、毎日勉強すること

目安としては受講時間も含めて、平日2時間以上、土日休日で1日8時間以上は必要かと思います。

社会人であれば平日も土日も予定が崩れることはいくらでも想定できます。イレギュラーな予定があっても全体が崩れないように、毎日勉強してください。

■(3) お盆休みや9月の連休も勉強漬けです

勉強が進んでいくに従って、この期間は休めないことは身をもってわかると思います。

少々きついかもしれませんが、これが3か月弱できれば一生ものの国家資格が手に入る可能性が俄然高くなるでしょう。また、上記の勉強に自信があれば、宅建に関わらない仕事の方でもチャレンジしてもよいかもしれません。

反対に、これができない場合は、来年の4月あたりからゆっくり勉強することをお勧めします。

2016年度の郵送での申し込みの締め切りは、8月1日。申し込みまでに少し余裕があります。これを読んでピンときた方は今年のチャレンジ項目に加えてもよいのではないでしょうか。(執筆者:鄭 英哲)

最終更新:7/20(水) 5:18

マネーの達人