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高速・鳥栖-久留米間に新IC案 小郡市が九州道に直結のETC専用を検討、混雑解消へ

佐賀新聞 7月20日(水)11時37分配信

 九州自動車道の鳥栖ジャンクション(JCT、佐賀県)-久留米インターチェンジ(IC、福岡県)間に、福岡県小郡市などが新しく「味坂スマートIC」(仮称)の設置を検討している。鳥栖JCT周辺は現在、直接九州道に乗り入れるICがなく、約1キロ西側の長崎自動車道に鳥栖ICがある。交通の要衝にICを新設することで、災害時の緊急輸送路確保や企業誘致の加速、周辺道路の混雑解消などを狙う。佐賀、福岡の両県や鳥栖市も協議に加わっている。

 福岡県小郡市などによると、設置を検討しているのは鳥栖JCT-久留米IC間(10・6キロ)の中間地点辺りで、小郡市と鳥栖市の境。自動料金収受システム(ETC)搭載車専用のICを計画しており、具体的な場所や接続道路の整備などは今後、協議するという。

 小郡市は4月に国へ要望、5月中旬には2県2市や国交省九州地方整備局(九地整)を交え、検討会を開いた。小郡市道路建設課は「来年度中に検討会を準備会に発展させ、事業化を目指したい」としている。

 九地整によると、ICの料金所などは西日本高速道路、接続道路は県や市町が主体で整備するのが一般的。JR鳥栖駅周辺のまちづくりなど大型事業を控えている鳥栖市幹部は「協議が始まったばかりで、まだ場所も事業の進め方なども何も決まっていない。今後、必要性や課題などを検討していくことになる」と述べるにとどめた。

最終更新:7月20日(水)11時37分

佐賀新聞