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瀬谷、東海とがっぷり四つ 高校野球神奈川大会第8日

カナロコ by 神奈川新聞 7月20日(水)6時38分配信

 第98回全国高校野球選手権神奈川大会第8日は19日、横浜スタジアムなど9会場で3回戦18試合を行った。

 第1シードの横浜は万波中正(1年)の本塁打などで大量得点し、12-0の五回コールドで松陽を下した。慶応、日大、桐蔭学園もそれぞれコールド勝ちした。

 第2シード東海大相模は、瀬谷に終盤追い上げられたものの、7-6で逃げ切った。第3シードの平塚学園は水落理人(3年)が九回にサヨナラ犠飛を放ち、2-1で麻溝台を破った。厚木は5-2で第3シードの川崎北に勝利した。

 また18日は2回戦20試合が行われ、第1シードの藤沢翔陵は森山孔介(3年)の2本塁打などで茅ケ崎北陵に10-3で七回コールド勝ちした。第2シードの桐光学園、第3シードの大師、菅、光明相模原も3回戦に進出。星槎国際湘南は立花学園に4-2で逆転勝ちし、初の3回戦に駒を進めた。

 20日は試合がなく、第9日は21日、サーティーフォー保土ケ谷球場など7会場で3回戦14試合を行う。

◆豪腕相手に堂々
 昨夏の全国王者を追い詰めた。東海大相模に惜敗した瀬谷の平野太一監督(31)は「がっぷり四つで戦えた」と選手をねぎらった。

 5点差の九回。それでも、打線の火は消えていなかった。練習で球速160キロに設定した打撃マシンの球を15メートルの至近距離で打ち込み、既に140キロ超の豪腕北村から7安打で一時は同点とする2点を奪っている。

 横山、佐藤大の連打と四球で無死満塁。名門のベンチから背番号1を引っ張り出すと、2死から平野の内野安打、谷脇の二塁打を連ねた。点差はわずか1。試合前に「コールドで勝とう」とのナインの約束は何も大言壮語ではなかった。

 2安打を放った平野は充実の表情で言う。「全然不安はなく、打つことだけに集中できた」。そして続けた。「ことしの悔し涙を後輩が受け継いでくれる。来年はリベンジしてもらいたい」

最終更新:7月20日(水)6時38分

カナロコ by 神奈川新聞