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メルセデス、苦手なハンガロリンクでレッドブルが脅威になると警戒

オートスポーツweb 7月20日(水)11時32分配信

メルセデス・モータースポーツのトップであるトト・ウォルフは、レッドブルのパフォーマンスを考えると、今週末開催されるF1ハンガリーGPではRB12が「大きな脅威」になると考えている。

ここのところ好調のハミルトンだが、エンジンには不安が残る

今シーズンのレッドブルは常にメルセデスの最大のライバルとなっており、ルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグが1周目で同士討ちの末にリタイアしたスペインGPでは、マックス・フェルスタッペンが勝利を手にした。その後のオーストリア、イギリスでもフェルスタッペンは2位表彰台を獲得している。

ハンガロリンクのタイトで曲がりくねったコース特性は、以前からレッドブルが得意とするところであり、2014年にはダニエル・リカルドが優勝。2015年はダニール・クビアトが2位、リカルドが3位と実績もある。パワーユニットがV6ハイブリッドになって以来、メルセデスは同コースで勝つことができずにいる。ウォルフは次戦について、以下のように分析する。

「ブダペストでは、これまでとは大きく異なる挑戦をすることになる。ここ2年間、このコースは我々にとって容易なものではなく、ライバルの強みが生かされる形になっている。レッドブルで言えば、大きなドラッグが他のサーキットほど影響しない場所では、良く機能する。つまりウエットコンディションや、ハンガロリンクのような低速コースでは、彼らは大きな脅威になるのだ。ここで彼らの上に立つには、我々は完璧でなければならない」

ハンガロリンクは2013年に、ハミルトンがメルセデスで初優勝を果たした場所ではあるものの、それ以降は混乱した週末を過ごしている。2014年は3位につけたが、予選でトラブルが発生してピットレーンからのスタートとなり、レース中もチームオーダーが発令された。2015年は1周目でコースアウトした上に、リカルドとの接触でペナルティを受けている。それでも直近の5戦で4勝をあげているハミルトンは、レースを心待ちにしていると言う。

「新鮮でパワフルな気分だし、ハンガリーに向けての自信もある。このコースは僕のドライビングスタイルによく合っていて、応援もたくさん受けられる。過去数年はスムーズな流れにならなかったけれど、ペースがあるのはわかっているから、今回はうまくやるよ」

一方、ロズベルグはイギリスGPで無線通信に関するペナルティを受け、2位を逃したことへの苛立ちをあらわにした。ペナルティを受けたことでフェルスタッペンと順位が入れ替わって3位となり、ドライバーズランキングでは、シルバーストンを制したハミルトンに1点差まで迫られてしまった。

「レース後にスチュワードが下した決定でポジションを失った以外は、シルバーストンは良い週末だった。あんな形で懸命に手にした、価値ある2位というポジションを失ったのは残念だ。でも決定は受け入れて、ポジティブに前を見なければならない。僕はチャンピオンシップのトップにいる。先は、まだ長い。ルイスとはバトルをしていくし、自分自身に対してもマシンに対しても素晴らしい気分だから、かかってくればいい! 次のブダペストで、また彼と戦うのが待ちきれないよ」

[オートスポーツweb ]

最終更新:7月20日(水)12時50分

オートスポーツweb