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菅笠の材料にスゲの刈り取り体験 高岡市福岡小5年生

北日本新聞 7月20日(水)13時28分配信

 高岡市福岡地域の伝統工芸品・菅笠(すげがさ)の材料となるカサスゲの刈り取りが20日、同市福岡小学校(同市福岡町大野、正平務校長)の学校田(約1・7アール)で行われた。同校5年生93人は、地元のスゲ支援グループ「SUGET(スゲット)」(高田哲代表)のメンバーらに教わりながらスゲを刈り取った。

 同校5年生は、地元の伝統に親しもうと、それぞれのバケツでスゲを栽培する学習に取り組んでいる。昨年10月、4年生の事前学習として学校田にスゲ約3千株を植え、成長に合わせて芽欠きなどの世話をしてきた。

 児童は順に田んぼに入り、鎌を使ってスゲを約1メートルの長さに刈り取った。収穫したスゲは3~4日間天日干しして菅笠の生産に使う。長澤涼さん(11)は「前は小さかったスゲがこんなに大きくなっていて成長を感じる」と驚き、高橋悠叶(はると)君(10)は「楽しかった。小学生でスゲの刈り取りを体験できるのはうれしい」と話した。

 収穫に先立ち、これまでスゲの世話に3回以上関わった児童に菅笠が贈られた。児童がバケツで育てているスゲは26日に収穫して自宅で乾燥させ、2学期にコースターを作る。

北日本新聞社

最終更新:7月20日(水)13時28分

北日本新聞