ここから本文です

RIP SLYME、主催イベント「真夏のWOW」大団円! 自身最多公演の全国ツアー開催を発表

RO69(アールオーロック) 7/20(水) 14:55配信

2013年の第1回から毎年海の日に行われているRIP SLYME主催の夏フェス「真夏のWOW」が、今年も7月18日(海の日)に新木場スタジオコーストで開催された。今回メインアリーナには、主役のRIP SLYMEのほかに、THE OTOGIBNASHI’S、YALLA FAMILY、吾妻光良&The Swinging Boppers、Suchmos、SPECIAL OTHERSが出演。今回は、同フェス初の試みとしてゲストアーティストが登場する前にリップのMC陣から2名ずつ登場し、前後のゲストについて紹介する短い時間も設けられており、およそ6時間に渡って繰り広げられた。

メインアリーナ以外の屋内外のDJブースでは、開場時間にDJ ususことSUがウェルカムDJでお出迎え。さらにDJ FUMIYAやDJ SOMA、DJ KIMJUN、DJ ISO、DJ MASATO、DJ NON、DJ KYOKO、DJ KOTARO TSUJIがスピンして盛り上げた。また、これまで屋外はDJブースが設置されているのみだったが、今年は「PARK」と呼んでいる会場外の芝生エリアにステージを設置しバンドが演奏できるようにパワーアップ。打ち込み+トランペットという特別編成でのBAKUBAKU DOKINから始まり、SPiCYSOLがハートフルなオーガニックサウンドを、underslowjamsが甘く切ないグルーヴをバンドサウンドで紡ぎ、心地好い昼下がりのチルアウトタイムを作り出していた。

メインアリーナが開演時間を迎えると、まずILMARI&PESが登壇。開会の挨拶のあと、「我々が失いかけているヒップホップ魂を持ったグループ」(PES)という紹介からTHE OTOGIBANASHI’Sのライブが始まった。彼らは小学生のときにRIP SLYMEの楽曲を聴いてヒップホップにのめり込んだという、BIMを中心にした3人組。最新アルバム『BUISINESS CLASS』の収録曲を中心に、きゃりーぱみゅぱみゅがミュージックビデオをツイートして話題になった“Closet”や、かせきさいだぁの“じゃっ夏なんで”をネタ使いした“Fountain Moutain“などをプレイ。自分たちの個性を存分に発揮してフロアを盛り上げ、トップバッターの重責を見事に果たした。

続いては、RYO-Z&SUが登壇して挨拶。RYO-Zが「非常に期待したい地元の後輩」という50Caliberが所属するYALLA FAMILYを紹介した。日本、ガーナ、中国、韓国の国籍混交グループである彼らは音も実に多種多彩。トラップ×EDMな“FEEL”で始まり、ラテンノリの陽気な乾杯ソング“PISCO”、レーベルメイトのJiLLを迎えた高速ソカチューン“JUMPIN ft. JiLL”、さらにはダブステップ、四つ打ちヒップホップと、バラエティに富んだ楽曲で盛り上げた。途中にはRIP SLYMEの“One”を一節歌ったあとにPESを呼び込み、2016年8月3日(水)にリリースされるニューアルバム『FEEL』からの新曲“胸騒ぎアンセム feat. PES”をライブ初披露。キャッチーかつ変幻自在なステージで会場をひとつにした。

次は、今年で結成37年を迎えるバンド・吾妻光良&The Swing Boppersが登場。大半のメンバーが別の仕事に従事しているため、ワンマン以外のライブで12名のフルメンバーが揃うのは珍しいこと。さらに、途中にはパーカッションもゲストに迎え、総勢13名での極レアなステージが実現した。まずは、デューク・エリントン楽団の“Things Ain’t What They Used To Be”に乗せて「暑さがこたえるぜ。俺はもう還暦だぜ。でも頑張るぜ。でも限界はあるぜ」と自己紹介して笑いを誘発し、続けて“齢には勝てないぜ”を繰り出し、客の目と耳を掴んでいく。8本の管楽器隊が鳴らす音も迫力満点。強烈かつゴキゲンなビッグバンドジャズ、ジャンプブルースの雨あられに、最初はまばらだったフロアが気づけばギュウギュウになっていた。彼らのステージを初めて見た観客も多かったと思うが、古きよき音楽をきちんと説明しながらわかりやすく伝えるMC/パフォーマンスと、コミカルな歌詞、人情味のある吾妻のキャラクターに魅了された人は多かっただろう。

SUに「次のバンドには(自分と同郷の)湘南生まれがいる」と紹介されてステージに登場したのはSuchmos。満場のフロアにブレイクのキッカケとなった“YMM”、“Alright”とグルービーなナンバーを連続披露し、ヒートアップさせていく。YONCEが「今日はいい汗かきに来た人ばっかりだろうからよろしく!」と挨拶したあとは、最新アルバム『MINT CONDITION』から“MINT”に続いて新曲“A.G.I.T”を披露。彼らの音楽性はクール&メロウと形容されることが多いが、ライブは実にセクシーでソウルフル。最後は「ここにいる人たちが明日から悠々自適に暮らせるように」(YONCE)というMCから甘美なアーバンミッド“Life Easy”を演奏。熱気のこもった会場をゆっくりクールダウンさせる小粋な締めでステージを後にした。

続いてRYO-ZとPESに「真夏のWOW、第4の刺客」と紹介されたのは、デビュー10周年を迎えたインストゥルメンタルバンド・SPECIAL OTHERS。「ボーカルがないからどう乗っても自由。最高のナンバーに酔いしれちゃってください」(RYO-Z)というMCから始まったライブは、16分を超える代表曲“BEN”からスタート。曲が進むにつれてどんどん表情が変わり、ぐんぐん演奏のテンションが上がっていくナンバーでジャムバンドとしての真骨頂を発揮する。その後はスカ調のリズムが軽快な“Good Luck”、アーバンなソウルジャズ調の“Backstreet”と続き、ラストは夏らしい清涼感と骨太なグルーヴと神秘的な高揚感が入り交じるアッパーチューン“PB”へ。高い演奏力で最高に気持ちいい音の渦を生み出し、観客を快楽の淵へと誘った。

最後は、主役RIP SLYMEがいよいよステージへ。この日はスペシャル仕様で、まずはDJ FUMIYAとDJ SOMAのダブルDJがブースにスタンバイ。レーザー光線が飛び交うなか、ジャングルを想起させるイントロに乗せてMCの4人が登場し、毎年演奏しているフェスのテーマソング“真夏のWOW”をパフォーマンス。観客のハンズアップした手がフロア一面に咲き乱れ、続けざまに“太陽とビキニ”、“Rock’n’ Roll Radio”、“POPCORN NANCY”と軽快なロックンロールナンバーを投下すると、会場の熱気がうなぎ登りに上がっていった。“甘い生活”から始まった中盤はミッド曲で構成。イントロにオールドスクールヒップホップをトッピングした新装版“楽園ベイベー”から、途中でダンスホールレゲエにビートチェンジする“黄昏サラウンド”へと繋げ、今度は会場をピースフルな空気で包んでいく。

その後のMCでは、時期的にオリンピック日本代表をイメージしたものだと思っていたこの日の衣装が、実はスパイク・リー監督の映画『DO The Right Thing』に出てくるピザ屋をイメージしたものだと判明。そんな説明をしてから「次は濃いヒップホップを」と、DJ FUMIYAとDJ SOMAの超絶コスり合いで“By The Way”を披露した。その後の“JUMP”では観客のジャンプで会場2階席が揺れるほど。続く“FUNKASTIC”は、アウトロをド派手なEDMアレンジにブラッシュアップしたバージョンで届け、そのまま“GOOD TIMES”へとなだれ込むとフロアは狂喜乱舞に。RYO-Zが「このまま灼熱な夜にしましょう!」と煽り、アップチューン“熱帯夜”でさらに盛り上げて本編が終了した。

興奮と熱気が冷めやらぬなか始まったアンコールは、“Hotter Than July”からスタート。「また来年も真夏のWOWで会いましょう!」とRYO-Zが発し、「アツいな、この野郎!」とPESが叫んでオーラスの“JOINT”が繰り出されると熱気は最高潮に。ぶんぶん回されるタオルがフロアの熱気をかき回し、《マジやばいくらい》の熱さで「真夏のWOW」は幕を閉じた。

終演後には、2016年10月6日(木)の横浜Bay Hall公演を皮切りに来年2月まで行われる「RIP SLYME TOUR 2016-2017“DANCE FLOOR MASSIVE Ⅴ”」の開催を発表。このツアーは、全国32都市32公演を回る自身最多公演となる。

ツアー情報は以下のとおり。

●ツアー情報
「RIP SLYME TOUR 2016-2017“DANCE FLOOR MASSIVE Ⅴ”」
2016年10月6日(木)神奈川・横浜Bay Hall
2016年10月12日(水)群馬・高崎club FLEEZ
2016年10月14日(金)長野・長野CLUB JUNK BOX
2016年10月15日(土)富山・富山MAIRO
2016年10月21日(金)青森・青森Quarter
2016年10月22日(土)福島・郡山Hip Shot Japan
2016年10月24日(月)千葉・柏PALOOZA
2016年10月29日(土)北海道・旭川CASINO DRIVE
2016年10月30日(日)北海道・帯広MEGA STONE
2016年11月12日(土)静岡・Live House浜松 窓枠
2016年11月13日(日)岐阜・岐阜club-G
2016年11月15日(火)京都・京都FANJ
2016年11月16日(水)兵庫・神戸SLOPE
2016年11月18日(金)高知・高知CARAVAN SARY
2016年11月20日(日)岡山・岡山CRAZYMAMA KINGDOM
2016年11月23日(水・祝)山口・周南RISING HALL
2016年11月24日(木)熊本・KUMAMoTo B.9 V1
2016年11月26日(土)鹿児島・鹿児島CAPARVO HALL
2016年11月27日(日)宮崎・宮崎WEATHER KING
2016年11月29日(火)大分・大分DRUM Be-0
2016年11月30日(水)長崎・長崎DRUM Be-7

2017年1月14日(土)新潟・新潟LOTS
2017年1月15日(日)宮城・仙台Rensa
2017年1月22日(日)神奈川・CLUB CITTA' 川崎
2017年1月28日(土)北海道・札幌ファクトリーホール
2017年2月1日(水)福岡・福岡DRUM LOGOS
2017年2月4日(土)広島・BLUE LIVE HIROSHIMA
2017年2月5日(日)香川・高松festhalle
2017年2月8日(水)愛知・名古屋ダイアモンドホール
2017年2月12日(日)大阪・なんばHatch
2017年2月17日(金)東京・Zepp DiverCity(TOKYO)
2017年2月26日(日)沖縄・ナムラホール

<チケット情報>
抽選受付期間:
2016年7月19日(火)18:00~7月25日(月)18:00
当落発表:
2016年7月29日(金)18:00頃(予定)

RO69(アールオーロック)

最終更新:7/20(水) 14:55

RO69(アールオーロック)

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

失うことで不完全さの中に美を見出した芸術家
画家のアリッサ・モンクスは、未知のもの、予想しえないもの、そして酷いものにでさえ、美とインスピレーションを見出します。彼女は詩的で個人的な語りで、自身が芸術家として、そして人間として成長する中で、人生、絵の具、キャンバスがどう関わりあってきたかを描きます。 [new]