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金沢の工芸、ホテルで展示 クラフト広坂が宿泊客向け

北國新聞社 7/20(水) 4:23配信

 金沢市が広坂1丁目に構える工芸品販売店「金沢・クラフト広坂」が、市内のホテルで出張展示を始めた。初めての試みで、ロビーを活用し、主に加賀毛針や加賀手まりなどの希少伝統工芸品を紹介する。市は国内外からの宿泊客に金沢の工芸の魅力を伝える機会とし、ほかのホテルからも希望があれば応じる方針だ。

 工芸品はホテルマイステイズ金沢キャッスル(此花町)で展示している。ホテル側が金沢らしさを施設に取り入れたいとの思いから、クラフト広坂に協力を求めた。

 陳列棚には大小の加賀手まりや、加賀毛針のブローチ、加賀水引細工のネックレス、ガラスの花器など10種類ほどの作品が並ぶ。クラフト広坂について説明するパネルも設置した。クラフト広坂とホテルで相談し、1カ月ごとに展示品を入れ替えていく。

 ホテルによると、外国人客や高齢の日本人客を中心に関心を集めている。展示期間は1年間を予定し、宿泊客の反応をみながら延長を検討する。

 ホテルの担当者は「展示をきっかけに、まちなかの店舗にも足を運んでほしい」と話し、市クラフト政策推進課の担当者は「金沢ファンの拡大につながってほしい」と期待を込めた。

北國新聞社

最終更新:7/20(水) 4:23

北國新聞社