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[練習試合]U-19日本代表は杉森ハット、小川2Gでソニー仙台FCに5-1快勝!

ゲキサカ 7月20日(水)17時37分配信

[7.20 練習試合 U-19日本代表候補 5-1 ソニー仙台FC 石巻総合運動公園石巻フットボール場]

 17年U-20W杯を目指すU-19日本代表候補の宮城県石巻市合宿は最終日の20日、昨シーズンのJFL優勝チームであるソニー仙台FCと45分×2本の練習試合を行い、5-1で勝利。良い形で4日間の合宿を締めくくった。

 U-19代表候補は1本目と2本目で全ての選手を入れ替え、GK小島亨介(早稲田大)以外、招集した選手は全員起用した。1本目は立ち上がりにいきなり試合が動いた。MF堂安律(G大阪)が放ったアーリークロスがFW小川航基(磐田)の足元に入り、小川が落ち着いてゴールを決めて開始1分で先制。さらに30分、堂安からFW岸本武流(C大阪)へパスがつながり、岸本からパスを受けた小川がこの日2点目となるゴールを決めてソニー仙台FCを突き放した。だが、このまま1本目終了かと思えた45分、ソニー仙台FCの追撃を許す。5年前まで仙台ユース所属だったMF五十嵐亘のクロスからFW内野裕太にヘディングシュートを決められて1点差とされ、2-1で1本目を終えた。

 2本目は地元仙台から選出のDF小島雅也(仙台)、MF佐々木匠(仙台)が揃って出場。小島が右SB、佐々木が右SHと共に右サイドでのプレーとなった。「左で一緒に組んだことはあったが、右で組んだのは初めて」と仙台ユース時代も経験が無かった右サイドでのプレーだったが、徐々に慣れてきて決定機を生み出していく。そして29分、FW垣田裕暉(鹿島)が右サイドをドリブルで仕掛けてクロス。左サイドから走り込んできたMF杉森考起(名古屋)がクロスボールをゴールに押し込んだ。さらに34分、佐々木のスルーパスに抜け出した杉森がこの日2点目のゴールを決めた。36分にはソニー仙台FCのクリアミスのボールを杉森が拾ってゴールし、ハットトリックを達成。3-0で2本目を終え、トータルスコア5-1で快勝した。

 スコア的には快勝だったが、U-19代表が全員45分ずつの出場だったのに対し、ソニー仙台FCは人数の関係で1本目、2本目両方出場した選手がいて、2本目終盤に疲れを見せていたことを考えれば、手放しでは喜べない。1本目2得点に絡んだ堂安は「徐々に良くなっている手応えを感じていて、大会に向けて上り調子になっている」とチームが徐々に形になってきている手応えを語りつつ「点を取れなかったのがダメですね」と自身のゴールが無かったことを反省した。ハットトリック達成の杉森も「結果が出せたのは良かったですが、連係などはもっと深められると思いますし、守備も取りどころでもっと狙えます」と反省の弁を述べた。地元開催の合宿で1アシストと結果を残した佐々木も「チームとしてのサッカーを表現でき、決定的な仕事はできたが、全体的にミスが多かった」と課題を挙げた。4大会連続でU-20W杯出場権を逃しているだけに、どの選手も現状に満足していなかった。

 東日本大震災被災地訪問も行った宮城合宿を終えたU-19日本代表・内山篤監督は「代表選手にならないと、ここには来られません。被災地への思いを持った中で、復興支援のためにも何とか代表権をアジアで勝ち取るためのスタートの機会を得られました。今日はソニーさんが厳しく来てくれた中で受け身でなく、選手が非常にアグレッシブにやってくれました」と合宿、練習試合の成果を振り返った。宮城の地でトレーニングに励んだU-19日本代表は8月のSBSカップなどを経て、10月バーレーンで開催されるAFC U-19選手権(U-20W杯アジア最終予選)へと臨む。

(取材・文 小林健志)

最終更新:7月20日(水)18時0分

ゲキサカ