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Pファンクの総帥ジョージ・クリントンが波乱の生涯を語る自伝、ついに邦訳版が発売

bmr.jp 7月21日(木)13時20分配信

Pファンクの総帥ジョージ・クリントンが波乱の生涯を語る自伝、ついに邦訳版が発売

Pファンクの総帥ジョージ・クリントンが波乱の生涯を語る自伝、ついに邦訳版が発売

2014年末には33年ぶりとなるファンカデリックのオリジナル新作を発表、今年11月にはビルボードライブでの来日公演も決定しているジョージ・クリントン。このPファンクの総帥が60年にわたるキャリアを振り返った話題の自伝の邦訳版『ファンクはつらいよ ジョージ・クリントン自伝』が、7月15日に発売となった。

これは、The New Yorkerの編集者にして小説家のベン・グリーンマンとの共同執筆という形で発表された自伝本の邦訳版。同時期にリリースされたファンカデリック最新作『First Ya Gotta Shake The Gate』には、ケンドリック・ラマーやアイス・キューブが参加したリミックス・バージョンが今年大きな話題となった“Ain't That Funkin' Kinda Hard On You?”という曲が収録されているが、このジョージ・クリントン初の伝記は、『Brothas Be, Yo Like George, Ain't That Funkin' Kinda Hard On You?』(おいジョージ、ファンクすんのもキツくねえか?)と題されている。

400ページ以上に及ぶ分厚い原著は、バーバーショップやフラフープ工場で働きながらドゥーワップに燃えた50年代、モータウンとの契約を夢見ながらも果たせないソウルマンだった60年代、唯一無二のファンク集団のリーダーとしての地位を確立した70年代、そしてドラッグ禍をようやく逃れた近年……と波乱万丈な生涯が克明に描かれている。さらには、スライ・ストーンとの友情、ボブ・マーリーとの出会い、一時代を築いたCasablanca Recordsの社長ニール・ボガートとの蜜月といった知られざるエピソードや、N.W.A.を知った時の率直な感想から、著作権問題でマーヴィン・ゲイ遺族に訴えられたロビン・シックの世界的ヒット“Blurred Lines”訴訟への見解など、ジョージ・クリントン独自の哲学が文章化。そのユーモアあふれる語り口もあって、アメリカではサプライズ・ヒットとなり、また辛口な評論家ネルソン・ジョージからも絶賛を浴びていた。

この話題の伝記が、11月の来日公演を前に、ついに邦訳発売となった。翻訳は、『JB論』や『マイケル・ジャクソン裁判』と言った訳書に加え、『禁断の英語塾』という自著もある押野素子。また、N.W.A.の伝記映画『ストレイト・アウタ・コンプトン』の字幕監修などでも知られる丸屋九兵衛(bmr)が監修を担当。本人の記憶違いによる誤記を翻訳者と監修者の尽力で訂正した部分もあり、「原著より正しい翻訳」という貴重な例となっている。

マニアックな日本のPファンク・ファンに応える作りとしては、ジョージ・クリントンが80年代以降に好んで着用していた極彩色のカツラをイメージしたヒモ状シオリ4本(ピンク、イエロー、ブルー、グリーン)付き仕様となっているのもポイントだ(初回限定)。ディスクユニオン先着特典として、往年のPファンク正調ロゴのシオリも付く。

なお、この『ファンクはつらいよ ジョージ・クリントン自伝』の発売に合わせて、監修の丸屋九兵衛が出演する発売記念イベントも行われる。8月3日(水)には東京・下北沢の書店B&Bで「雑学王・丸屋九兵衛が語るポップカルチャーとしてのジョージ・クリントン」、8月18日(木)には東京・新宿のBIBLIOPHILIC & bookunion 新宿で「丸屋九兵衛とギヴ・アップ・ザ・ファンクするパーラメント/ファンカデリックな一夜」と題して開催される予定。

『ファンクはつらいよ ジョージ・クリントン自伝 バーバーショップからマザーシップまで旅した男の回顧録』
単行本:A5/528ページ(カラー口絵32ページ)/上製
出版社:DU BOOKS
価格:3,240円(税込)
初刷限定4色ウィッグ・リボン付

「ジョージ・クリントン&パーラメント/ファンカデリック来日公演」
■ 大阪公演
日時:2016年11月28日(月)
1stステージ 開場17:30/開演18:30
2ndステージ 開場20:30/開演21:30
価格:サービスエリア 16,000円 /カジュアルエリア 15,000円

■ 東京公演
日時:2016年11月29日(月)、30日(火)
1stステージ 開場17:30/開演19:00
2ndステージ 開場20:45/開演21:30
価格:サービスエリア 14,800円 /カジュアルエリア 13,300円

最終更新:7月21日(木)13時20分

bmr.jp

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。