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アリババグループを支える主要8サービスと2つの関連会社まとめ

ネットショップ担当者フォーラム 7月21日(木)7時1分配信

アリババグループ(阿里巴巴集団)は、流通総額で小売り世界最大手の米ウォルマート・ストアーズを抜いて世界トップに――。2016年春、多くのメディアが報じたアリババグループの躍進。「世界一のEC企業」と言われるものの、手がけている主要事業の詳細はあまり知られていない。EC事業者の注目が集まる「アリババグループ」のビジネスモデルを解説。

売上の8割を占める中国国内向けのプラットフォーム事業

アリババグループは、中国・杭州の英語教師であったジャック・マー氏(現会長)が率いる18人によって1999年に設立された。

アリババグループの流通総額(2016年3月期)は4850億ドル(約52兆円)で、売上高は157億ドル(約1兆7000億円)。

アリババグループは自社で直販を行わず、EC事業者やメーカーなどに商品を販売するためのプラットフォーム提供に徹しているのが特徴だ。

売上高の約8割を占めるのが中国市場向けの事業。全体の76%を中国消費者に商品を販売するためのプラットフォーム提供、4%を中国国内のメーカー・卸事業者と小売事業者を結び付けるプラットフォームに関する売上高の多くを占めている。

ほかには、海外向けやクラウドコンピューティング……など。ECを中心に手がけるのは主に8事業(その他含む)。そして、アリペイなどの関連会社および系列会社もアリババグループの躍進を支えている。

アリババを支える8つの主要プラットフォーム事業

■ 中国向けBtoCマーケットプレイス事業(China Commerce Retail)

□ タオバオマーケットプレイス(Taobao.com)

2003年5月にオープンした中国最大級のCtoCマーケットプレイス。中国のリサーチ会社iResearchによると、タオバオマーケットプレイスは2014年の流通総額で、中国最大のオンラインショッピングサイトに成長している。

□ 天猫(Tmall.com)

2008年4月に開設した中国BtoCオンラインショッピングモール。高品質のブランド商品を求める中国の消費者に商品を販売することができる。出店には中国に法人を構える必要があり、中国現地の企業、中国に法人を置く海外企業が店舗を開設している。iResearchによると2014年の流通総額は、プラットフォームのなかで中国最大という。

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最終更新:7月21日(木)11時41分

ネットショップ担当者フォーラム