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元なでしこ・澤穂希さん妊娠発表で東京五輪での“復帰”は絶望的に

東スポWeb 7月21日(木)6時0分配信

 サッカー女子の日本代表「なでしこジャパン」のエースとして長く活躍し、昨季限りで現役を引退した澤穂希さん(37)が19日、マネジメント会社を通じて妊娠を発表した。来年1月に出産予定で「主人と私の念願であった新しい命を授かることができました」などとコメントした。引退直後からの念願がかなった形だが、もう一つの「夢」の実現については厳しくなってきた。

 昨年8月に元JリーガーでJ1仙台の運営・広報部長の辻上裕章氏(39)と結婚。引退後、今年1月のイベントで子供については「いずれそういう形になればいいかな」と語っていたように、ここまでの家族計画は順調に進んでいる。W杯MVPの“2世”だけに、周囲からは早くも将来を期待する声が集まっている。

 とはいえ、これで澤さんのサッカー界復帰は大幅に遅れることになりそうだ。澤さんは引退会見の中で指導者転身の希望を口にしたが、関係者は「日本協会の指導者養成講習会に参加するにしても、出産してある程度子供に手がかからなくならないと無理。もう一人欲しいとなれば、さらにライセンス取得は遅れる」と指摘。一部からは東京五輪でのなでしこジャパンのスタッフ入りも期待されているが、指導者ライセンスがない状況では絶望的だ。

 現在なでしこを率いる高倉麻子監督(48)としても、これまで二人三脚でやってきた大部由美コーチ(41)への信頼が厚く、新たなコーチの招聘に積極的ではない。澤さんがサッカーの現場の一員として東京五輪の舞台に立つ可能性は限りなく低い。

 広告代理店関係者は「残された道はピッチ外のアンバサダー的な仕事くらい。知名度の高さを生かした活動ならいいが、実務を伴う仕事は厳しい。家を空ける時間が長くなれば育児に影響するので」と見ている。4年後の澤さんに大きな期待をかけるのは難しそうだ。

最終更新:7月21日(木)7時4分

東スポWeb