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どんなに罵倒されても、フリーハグ続ける中国人 北京での挫折、銀座の老人が流した涙 今も路上に出る理由

withnews 7月25日(月)7時0分配信

 中国人の張瀟(ちょう・しょう)さんは、日本全国でフリーハグを続けています。学生時代はクラウドファンディングで資金を募り海外も巡りました。「ふざけるな、やめろ!」。路上で罵倒されても、無視されても、フリーハグをやめない張さん。その理由を聞きました。

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「自分がやらないと誰がやるんだ」

 11歳で来日した張さんは、すぐ日本になじみ「大好きになった」そうです。しかし、次第にメディアで報道される日中関係とのギャップに驚きと違和感を覚えるように。

 「中国ついてネガティブな情報ばかりで…」。そんな時、Youtubeの動画を見ます。大学3年生の夏でした。

 「日本人の桑原功一さんが、韓国でフリーハグをしていました。知らない人とハグするだけでお互いの国民の距離が近づく。日本で暮らす中国人の自分がやらないと誰がやるんだって、そう思いました」

「架け橋になりたい」

「中国の歴史や文化が好き」
「日本のアニメが好き」

 お互いの国に関心を持ち、もっと知りたい、仲良くなりたいという人がいることを知った張さん。知りたい人のための架け橋になりたいとの思いから、2014年7月、大学の仲間数人と一緒に「日中フリーハグ」を立ち上げました。

 第一弾は渋谷。仲間たちと一緒に横、約3時間で31人とハグをしました。2回目も順調に終えることができました。

資金募るクラウドファンディングが大成功

 張さんたちは、活動の幅を広げるため、クラウドファンディングで資金を募ります。ネットで資金を募集したところ、目標金額の30万円を超える31万円が集まりました。

 寄付金によって、山梨・札幌・大阪・京都・和歌山・福岡にもフリーハグの活動を広げることができました。ハグだけでなく、SNSで日本の観光地や風習を紹介するなど、草の根レベルの友好活動に力を入れました。

 活動は海外にも及びます。2015年10月には北京でのフリーハグも実現させました。

「そんなこと、ここでするんじゃない」

 トラブルもありました。それは日本ではなく、北京で起きました。

「そんなこと、ここでするんじゃない」
「ふざけるな、やめろ!」
「日本かー、やっぱいいや」

 街中で浴びせられた冷たい罵声。「心の準備をしていましたが、大きなショックを受けました」

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最終更新:7月25日(月)10時2分

withnews

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。