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興梠の起用法が五輪の結果を左右する

東スポWeb 7月21日(木)10時13分配信

【武田修宏の直言!!】興梠のOA招集は手倉森監督の覚悟を示していると思う。本番での狙いは守備重視のカウンターサッカー。興梠という選手は、決して得点だけを狙いに行くゴールゲッターではない。チームのために献身的に動くタイプだから、監督の信念を体現できる選手だよ。

 彼の良さはスペースを空ける動きをしつつも、一瞬の判断でDFの裏を取ってゴールに向かうプレー。前線でボールをキープして、ペナルティーエリア内でも周囲の選手に的確なパスを送れる。相手のマークが緩めば、鋭い反転からシュートも打てる。こういう選手がいるとカウンターが決まりやすい。

 ただ、不安がないわけではない。代表として海外でプレーした経験が少ないから、環境が変わったときに同じプレーができるか。また、チームの連係がうまくできていないと彼の持ち味は消えてしまう。これからの練習でその不安を解消できるかがポイントだね。

 手倉森監督は先発での起用を考えているようだけど、意外と途中出場でも生きるのではないかと思っている。残り20分で同点、もしくは1点リードされている状況で、相手が守備的にシフトしてきたとき、興梠のしなやかさや反転の鋭さは大きな武器になる。混戦になればなるほど相手にとって「嫌な選手」になれるだけに、彼の起用法が五輪の結果を左右するんじゃないかな。

 (元日本代表FW)

 ☆武田修宏:たけだ のぶひろ=1967年5月10日生まれ。静岡県出身。幼少期から「天才少年」と呼ばれたストライカー。名門・清水東(静岡)から86年に読売クラブ(現東京V)入り。ルーキーながら11得点を挙げ、リーグVに貢献し、MVPにも選出された。Jリーグ発足後はV川崎や磐田、京都、千葉などでプレー。00年には南米パラグアイのルケーニョに移籍。01年に東京Vに復帰し、同シーズンで現役引退した。Jリーグ通算は94得点。JSL時代も含めれば152得点を挙げた。87年に日本代表に選出。93年米国W杯アジア最終予選でドーハの悲劇を経験した。

最終更新:7月21日(木)10時13分

東スポWeb

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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