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【ドイツ】VW、上半期は7%増益:22億ユーロの引当金を追加計上

NNA 7月21日(木)9時0分配信

 独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)は20日、上半期(1~6月)の営業利益(特別損益除く)が75億ユーロとなり、前年同期比7%拡大したと発表した。ただ、当期は排ガス不正問題をめぐり22億ユーロの引当金を追加で計上しており、これを加味した営業利益は53億ユーロと、1年前から22%落ち込んでいる。
 追加の引当金は主に、北米での訴訟関連費用に充てられる。この問題では昨年、世界各国でのリコール(無料の回収・修理)や訴訟、罰金の費用として162億ユーロを引き当てており、今回はこの上乗せ分として計上される。
 同社は「特別項目を除いた営業利益は、市場予想を大幅に上回った」と強調。その最大の要因として、第2四半期(4~6月)にVWブランドの業績が改善したことを挙げている。このほか、需要の季節変動や欧州自動車市場の回復、企業からの大型発注の予想通りの回復が業績を押し上げたほか、効率化プログラムも奏功したとしている。
 通期については、中南米やロシアの経済環境や為替レートの変動、排ガス問題を懸念材料として挙げ、最大5%の減収になるとの見通しを維持した。営業利益率についても引き続き5~6%になると見込む。
 同社は今回、上半期決算の一部を臨時に事前報告した。正式な決算報告は7月28日に行われる予定。
 
 ■米3州が新たに提訴
 
 米ニューヨーク、マサチューセッツ、メリーランドの3州は19日、VWに対する新たな民事訴訟を起こしたと発表した。同社が排ガス不正問題を隠蔽しようとした疑いがあるとしており、同社は数千億ドルの支払いを迫られる可能性もある。
 訴状によると、VWのウィンターコルン前最高経営責任者(CEO)ら当時の経営幹部は、不正発覚時に手の込んだ隠ぺい工作を行った。また、現CEOで当時は高級車部門アウディの幹部だったマティアス・ミューラー氏が、2006年にディーゼル車の米排ガス基準準拠問題が話し合われた際に同席していたとしている。ミューラー氏が排ガス不正について知っていたと訴えてはいないが、同社はこの話し合いの結果、最終的に違法ソフトの使用に踏み切ったと指摘している。[環境ニュース]

最終更新:7月21日(木)9時0分

NNA

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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