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英国淑女マギー・スミスがホームレス!? 人気舞台を映画化『ミス・シェパードをお手本に』

cinemacafe.net 7月21日(木)19時15分配信

『ハリー・ポッター』シリーズの厳しくもフェアな生徒思いのマクゴナガル先生や、人気海外ドラマ「ダウントン・アビー」の“ご意見番”先代伯爵夫人バイオレット役で知られる名女優マギー・スミスが主演する『The Lady in the Van』の邦題が、『ミス・シェパードをお手本に』に決定。12月に日本公開されることになった。

【画像】『ミス・シェパードをお手本に』場面写真

舞台は、北ロンドンのカムデン。通りにオンボロの黄色い車が停まっている。その中で生活しているのは、誇り高きレディ“ミス・シェパード”。近所の住人たちは親身に食事を差し入れたりするが、彼女はお礼を言うどころか悪態をつくばかり。そんなある日、路上駐車をとがめられている姿を見かけ、劇作家のベネットは親切心から自宅の駐車場にひとまず車を入れることを提案する。

それから15年。一時避難のはずが、ミス・シェパードは居座り続け、奇妙な共同生活をいまも送っている2人。彼女の高飛車な態度や突飛な行動に頭を抱えつつも、いつしか2人の間には不思議な友情が生まれていた。そしてベネットは、なぜかフランス語が堪能で、音楽にも造詣が深いミステリアスな彼女に、作家としても惹かれてゆく――。

劇作家アラン・ベネットの“ほとんど実話”の回想録を原作とした驚きの物語が、ついに日本上陸。風変わりな謎のレディ“ミス・シェパード”を演じるのは、米アカデミー賞、英国アカデミー賞を数多く受賞し、最近では「ダウントン・アビー」でエミー賞助演女優賞にノミネートされた英国の大ベテラン、マギー・スミス。本作の舞台版でもミス・シェパードを16年間演じており、「マギー・スミス史上もっともマギーらしい当たり役」と称された。また、日本では黒柳徹子が同役を舞台「ポンコツ車のレディ」で演じ、大ヒット・ロングランで人気を博したことでも知られている。

対するアラン・ベネット役には、映画『クィーン』でチャールズ皇太子を演じ、英国ナショナル・シアターのほかロイヤル・シェイクスピア・カンパニーなど舞台で活躍するアレックス・ジェニングス。さらにジム・ブロードベント、フランシス・デ・ラ・トゥーア、ロジャー・アラムと実力派がそろい、監督は『英国万歳!』や、舞台演出家として知られるニコラス・ハイトナーと、英国演劇界を牽引するキャスト、スタッフが集結した。

撮影は “ロンドンの原宿”と呼ばれるカムデンにある、実際にアラン・ベネットとミス・シェパードが暮らしたグロスター・クレセント通りで行われたことも見どころのひとつ。“ボロは着てても心は錦”を地でいくミス・シェパードの人間関係のしがらみや物質にとらわれない生き方は、まさに現代の“お手本”となる、かも!?

『ミス・シェパードをお手本に』は12月、シネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開。

最終更新:7月21日(木)19時15分

cinemacafe.net