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【大相撲】体調ボロボロの日馬富士に4場所ぶり優勝機到来

東スポWeb 7月21日(木)11時20分配信

 大相撲名古屋場所11日目(20日、愛知県体育館)、横綱日馬富士(32=伊勢ヶ浜)が幕内逸ノ城(23=湊)を上手投げで退け、2敗を守った。取組後は「相手にまわしを取られないようにした。うまくさばけました」と納得顔。昨年九州場所以来となる4場所ぶりの優勝へ向けて「一番に集中する。その積み重ねが結果になる」と表情を引き締めた。

 ただ、体調は万全ではないどころか、むしろ「ボロボロ」と言っていいほどだ。両足首に慢性的な古傷を抱え、場所前には右ヒザの半月板を損傷していることを自ら告白。手術を受ける選択肢もあったが、日馬富士は「もう手術を受ける気力もない…」とポツリ。悲壮感を漂わせていた。今場所3日目には昨年に手術を受けた右ヒジに黒いサポーターを装着して審判部から注意を受ける一幕もあった。

 ここまでの日馬富士は格下を相手に星を2つ取りこぼす一方で、優勝候補の大本命の白鵬(31=宮城野)までもが2敗する展開。最強横綱の予想外のもたつきは、綱取りに挑む大関稀勢の里(30=田子ノ浦)ばかりでなく、日馬富士にとっても“追い風”なのだ。白鵬の本来の安定感を考えれば、今回のようなチャンスはそう簡単にはめぐってくるものではない。

 日馬富士が目標に掲げている「優勝10回」まで、あと3回。今回の千載一遇の機会をモノにできるか。

最終更新:7月21日(木)11時20分

東スポWeb