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巨人“上から目線”で阪神の捕手問題に物申す

東スポWeb 7月21日(木)16時47分配信

 巨人が20日の阪神戦(甲子園)にも6―2で快勝し4連勝。またも敵地で阪神を叩きのめし、今季は甲子園で負けなしの6勝1分け、対戦成績でも10勝5敗1分けと大きくリードした。あまりに元気がないライバルを心配するチーム内では“虎の女房問題”について、熱い議論まで交わされるほど。一方の阪神は、この試合で西岡剛内野手(31)が左アキレス腱を断裂して今季絶望となるなど、ゲンナリムードが漂っている。

 阪神が弱すぎるのか、それとも、巨人のチーム状態が上がってきたということなのか。3戦目は先発・田口の乱調で5回まで毎回得点圏に走者を背負う苦しい展開だったが、2回の1失点だけで切り抜けると、同点の6回に村田の適時打で勝ち越し。ギャレットにも13号3ランが飛び出し、勝負を一気に決めた。

 甲子園での阪神戦は、これで今季7戦6勝1分けと負けなし。敵地での3連戦3連勝には、由伸監督の表情も自然とほころび「なんでなのかはわからないですけれど、選手たちが必死になってやっている結果」とナインの奮闘をたたえた。

 首位広島とは9差とまだ背中は遠いが、貯金生活に復帰したことで、ベンチには笑顔が戻ってきた。多少は余裕が生まれてきたのか、対戦相手の話題も出るようになってきた。この日盛り上がったのは、阪神の捕手起用法についてだった。

 今回の3連戦で阪神は、初戦が原口、2戦目がルーキー坂本、3戦目が梅野と異なる先発捕手を起用。だが巨人側が対応に困ることは何もなかったようだ。チームスタッフは「相手は対戦経験がある投手ばかりだし、原口と梅野に関してはある程度、配球傾向が出ている。坂本のデータはないけれど、若いからミーティングでの指示に忠実なリードをしてくるだろうと。そこは読んでいたのでね」と胸を張る。

 その上で同スタッフが首をかしげたのが、2戦目の能見―坂本のバッテリー。「坂本の抜てきは能見の希望と聞いたけれど、そんなことで捕手を毎日代えていたら、チームは余計ガタガタになるでしょう。ベンチが原口を使い続ける強い意志を示せば、投手は従わざるを得ない。チームとしてまとまりを欠いているのが伝わる」と指摘した。

 一方、投手の間からは「原口は打てるけれど、肩が強くない。初戦の配球でも、メッセンジャーに余計な球数を放らせている印象だった。あれでは、投手が他の捕手を希望したい気持ちもわかる」という声も出た。

 阪神側からすれば、なんとも“上から目線”の議論だが、巨人で現在正捕手を務める小林誠も、昨季までは投手陣との信頼関係構築に悩んでいた。ただ、だからといって原前監督、由伸監督ともに投手のわがままに耳を貸すタイプではない。ベンチの粘り強い起用もあって、小林誠が「伸びた」との自負もある。それだけに、モノを言いたくなってしまうようだ。

 巨人では村田真ヘッドコーチも、捕手を育てる難しさを知る一人。「そこはやっぱり、ベンチの目利きやろうな。これと決めたら、使うことやろう」と自分に言い聞かせるように語っていた。

 新監督対決で注目された“伝統の一戦”も、あまりにワンサイドでは盛り上がらない。両軍の対決は残り9試合。熱く燃え上がるGT決戦を望みたいところだが…。

最終更新:7月21日(木)16時47分

東スポWeb

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